転勤族が結婚できないはウソ!?実際に婚活に成功した男性のエピソードや、具体的な対策を紹介
ズバリ、転勤族の男性が結婚する必勝法は「相手女性が自分に好意をもってくれる」「親しい関係・信頼される関係」まで待ってから、転勤族であることを打ち明けることです。
実際「転勤族の男性は結婚しづらい」という事実はありますが、男性の工夫や女性への配慮次第で幸せな結婚を手にすることができます。
今回は「転勤族の男性は結婚できないのか(しづらいのか)」をテーマに、男女の本音や結婚相談所での「成功エピソード」などをご紹介します。
<目次>
転勤族とは結婚できない?婚活女性48名に聞いてみた
まずは実際に「転勤族が結婚しづらいのか」について検証してみましょう。当サービスの婚活女性48名を対象に「転勤族の男性との結婚に抵抗感があるか」を調査しました。
a. 抵抗感がある 21%
b. どちらかと言えば抵抗感がある 15%
c. あまり抵抗感はない 12%
d. 抵抗感はない 0%
調査の結果 75%の女性が、転勤族の男性との結婚に「抵抗感がある」「どちらかと言えば抵抗感がある」と回答。まったく抵抗感がない女性は、0%という結果にとどまりました。
この結果より、仮に好きになった人が「転勤族だった」場合の結婚はあり得ますが、まだ親しくない・初対面の男性が「転勤族だった」場合、女性はあえて結婚相手として選ばない可能性が高いことがわかります。
「転勤族だから結婚できない」と悩む男性は多い
男性側の意見も見てみましょう。転勤族の男性に見られる声として
- ・転勤してしまうので、相手女性に申し訳ない・言いづらい
- ・転勤先・地元・本社の場所など、どこで相手を探すべきかがわからない
- ・どのタイミングで相手を見つければいいかわからない
- ・転勤先で彼女を作っても、いずれ移動するから作る気がおきない
などが挙げられます。
【転勤先男性の声 ①】
転勤族ですが、結婚できる気配が全くありません。29歳の男です。
私は公務員で全国に転勤があり、地方に転勤になって4年目です(実家は東京です)。この歳になって結婚を意識するようになりましたが、地方で相手が見つかる気配がありません。今の職場は十数人の小さい出張所で、殆どが既婚者です。
学生時代の友人とも、卒業を機に疎遠になってしまいました。
私のような人はどうやって相手を見つけるべきでしょうか?東京の身内を頼るしか方法は無いのでしょうか?
【転勤先男性の声②】
婚活中の東北出身、27歳男です。転勤で兵庫に引っ越してきました。
30代半ばまでには子供が欲しいなと思い、兵庫の婚活パーティーに参加しています。 女性と会話が始まりいい雰囲気になっても、転勤の話になると離れていきます。
結婚相談所やアプリなどを使用して遠距離でもいいから、東北・関東で探した方がいいのでしょうか?
転勤族の「結婚できない」を払拭するための、具体的な対策
上記の通り、転勤族であることを「結婚の障壁」と思う女性は少なくありません。転勤族の男性が相手女性に配慮しつつ結婚を掴むために、婚活アドバイザーが提案している実際の対策をご紹介します。
1.女性との関係がある程度深まってから、転勤のことを伝える
一見「不誠実」なようですが、転勤族であることは女性と「ある程度深い仲」になってから伝えるべきです。理由は明快で、端から「転勤族」とわかっている男性に対して、女性は積極的に関係を持とうとしないからです。
・マッチングアプリや婚活サービスのプロフィール覧
・婚活パーティーや合コンの自己紹介
・初対面女性とのお見合いやデート
など、出会って最初のタイミングに「転勤族であること」をカミングアウトするのは、避けた方が無難。ただし結婚目前で「実は僕、転勤族で……」と打ち明けるのは不誠実ですし、相手女性も悲しんでしまうでしょう。
まだ交際を見送ることも可能な「ある程度関係が深まった、お付き合いにはいる直前」が、最もおすすめなタイミングです。
2.あらかじめ転勤期間・戻ってこられる旨を伝えておく
転勤であることを女性が懸念する理由には、慣れない土地に対する「不安」や、全く知り合いのいない「寂しさ」などの感情があります。女性を転勤先へついてきてもらうことを望むなら、それらの感情に寄り添い、不安や寂しさを払拭させるのが義務でしょう。
- ・転勤が期間限定であること
- ・また故郷に戻ってこれること
- ・転勤先で相手が寂しくない様、自分がフォローすること
など、なるべく女性が安心できることを、きちんと言葉で伝えることが大切です。
実際に「転勤族」で結婚した男性のエピソード
転勤族で婚活に成功した男性は、一体どのようにパートナーを探し婚約にたどり着いたのでしょうか?過去に結婚相談所でみられた、実際のエピソードを2つご紹介します。
転勤先の「仙台」で出会った女性と、遠距離恋愛を通してゴールイン
男性Aさん:43歳 会社員 関西出身
お相手の女性:38歳 幼稚園教諭 東北出身
大阪の結婚相談所で婚活をされていた、転勤族のAさん。大手企業にて事務職を務めていらっしゃいました。スラッとした長身と、温和でやさしい人柄が特徴的な男性です。
出身地である関西で婚活をスタートしたものの、突然「仙台」へ転勤することに。しかし「僕は田舎出身だし、地方出身の女性の方のほうが性格が合うかもしれない」と、転勤先の仙台で婚活をはじめられました。
転勤から数か月後、幼稚園教諭をつとめる38歳の女性とお見合いをきっかけに、2人で食事やデートへいくように。関係が順調に進んでいるタイミングで、なんと今度は男性の「東京」転勤が決まります。お見合いから3カ月ほど経った頃でした。
しかし互いに「将来はこの人と結婚したい」と決めていたため、結婚前提のお付き合いを続けながら、女性は仙台・男性は東京での遠距離恋愛がはじまります。結婚までの期間、男性は数週間に1度のペースで、東京から仙台へ通われていました。
男性の転勤から半年後、お二人は見事婚約にいたりました。現在は女性が東京に出てこられ、お二人で一緒に暮らしていらっしゃいます。
【ポイント】
・転勤先の地方で、結婚に対して真剣な女性を探すのもあり。
・交際中に転勤になった場合も、ふたりの信頼関係があれば遠距離で関係を続けられる。
交際が決まった途端「大阪から静岡」へ。遠距離恋愛を通して幸せな結婚生活をゲット
男性Bさん:34歳 国家公務員 関西出身
お相手の女性:29歳 会社員 関西出身
出身地の関西で婚活をしていたBさんは、全国転勤ありの国家公務員。もともと地方への出身が多い中、合間を縫ってお見合いや婚活パーティーなどに参加していました。
結婚相談所のお見合いで、今の奥さんとなる女性と意気投合。女性の社交的でハツラツとした性格が、穏やかな男性と相性ピッタリだったようです。程なくして交際をスタートしましたが、数か月後、男性の「静岡」転勤が決まります。
お相手の女性はもともと非常に地元愛の強い方でしたが、互いに信頼関係が生まれていたことで、その後も交際は滞りなく続きました。遠距離恋愛中は男性が関西へ会いに帰省することもあれば、女性が静岡へ遊びにいくことも。最終的に大阪のリッツカールトンホテルで挙式されました。
結婚後も広島や大阪の地方など、何度か転勤があったようですが、女性側のその土地の生活を楽しんでいらっしゃるようです。
【ポイント】
・地元が一緒の女性と結婚するパターン。
・故郷への愛着が強い女性も、実際に転勤すると地方を楽しんでくれる場合も。
まとめ
今回は「転勤族の男性は結婚できるのか」というテーマで解説いたしました。
結論としては、工夫次第で結婚は可能。ただし懸念を抱く女性も多いので、自身が転勤族である場合、相手女性への配慮が重要です。
転勤の有無にかかわらず「この人と結婚したい」と互いが思いあえるような、素敵な関係を育むことから始めてみてはいかがでしょうか?
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