婚活で男性に求めるのは「経済力」ですよね？-ATM夫としての結婚生活を嫌悪する男性-

婚活をしていて、パートナー男性に求める年収や経済力はどのくらいのものをお求めでしょうか？

「年収1000万円はゆずれない！」「年収800万は欲しいなあ・・」「年収500万は最低でも！」と相手の年収や理想の結婚生活の暮らし向きに対して千差万別のお考えをお持ちでしょう。

 

経済力が高ければ、夫婦生活でもその後の育児でも「お金」という制約が減るので生活の自由度が上がるし、一般的に夫の経済力と幸福度は相関関係があるようにも思えます。

 

ある意味それは真実です。

 

しかし、経済力の高い男性を婚活で狙っていっても、そういった男性は競争率が高くてなかなか婚活が成功しない、といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者の実例

 

筆者は40代の男性で35歳で結婚したのですが、35歳当時「経済力」とはほど遠い存在でありました。

そのような状況下で私は、「この女性は自分を結婚相手に選んでくれる可能性が高いな、おそらくパートナーの経済力だけではなく他のものも求めていてミスマッチがないだろうな」と思って交際を始めました。

その結果、今の妻と結婚することになりました。

 

視点を”広げる”ことの大切さ

 

このように、「何を結婚生活で大切にするか」の視点を広げることによって、マッチングはしやすくなるケースはあるように思います。

 

経済力の高い男性狙いのあなた、経済力”だけ”を見ずに少し視点を変えて婚活をして、マッチングの選択肢を増やしてみませんか？

 

そうはいっても経済力は大切

 

とはいえ、「経済力を重視しない婚活なんて聞いたことがない！」

そのような声が今耳元にも聞こえてきそうです。

 

婚活市場において、やはり「経済力」というのは女性のパートナー男性選びの主目的であるし、高い経済力を指標にするのはいわば婚活の王道です。間違いがありません。

 

もちろん経済力はパートナー選びに大切なことであるし、王道の婚活をして成約するのがもっとも理想的で、良いことであるでしょう。子供を出産し育児をするのにも大きなお金がかかります。

 

 

現状を知っておくことで選択肢が広がるかも

 

ただ、現代の男性が結婚に対してどのような意識をもっているのか、結婚に対する価値観の同時代性を知っておくのは、今後婚活をすすめていく上で戦略的に重要です。大きいパイの状況を知っておくのは婚活の成功には欠かせません。

 

2019年7月現在、話題になっている記事で、「ATMにされたくない婚活市場から撤退する男性たち」というものがあります。

 

この記事の要旨は、

 

”婚活市場そのものが女性の男性に対するATM化への圧（ATMとは、女性が男性に収入を完全にあてにする、夫の収入から自分の生活資金を引き出すこと、という解釈です）

に対して、自分の収入が妻のATMとして十分にないことや、自分の収入を自分の趣味や楽しいことに100%使いたい男性は、女性からの「夫のATM化」の圧が耐えられない男性は婚活市場からは撤退している”

 

というものです。

 

 

該当記事：「ATMにされたくない」婚活市場から撤退する男性たち

https://note.mu/sumomodane/n/n8b4410951f81

 

 

これは、あるメディアでの１記事で、１側面の真実にすぎませんが、多くのシェアがあったことからもわかるように、現代の男性の特徴をよく表した記事だったのではないでしょうか。

 

再び私の場合

 

私も、当たり前のように妻にATMにされるとわかりながら、その相手とは結婚は決めないかもしれません。いや、決めないでしょう。

 

私の場合は「経済的に満足させられないかもしれない」という、低収入ならではの結婚決定要因ではありました。

30代前半のときにそのようなATM指向をもっていそうな女性と出会い、交際もしましたが、なかなか結婚は決められず、交際を終えたこともあります。

 

 

 

 

ATM夫化することへ嫌悪を示す男性はロースペックなのか？

 

それでは、私のように妻のATMになることを嫌がり、結婚に対して消極的になっている男性が全て経済力がないのでしょうか？

 

答えは「NO」といえるでしょう。

 

私の知人で、比較的高収入で社会的地位が高い人達でも、「自分の趣味や好きなことに100%お金を使いたいから」あえて独身を選んでいる人が何人もいます。（本音では結婚したいと思っているかもしれませんが・・）

 

高収入で社会的地位が高い男性が、自分の収入を当たり前のように使われ、またそれが当然だと思っている女性をパートナーに選ばないのは極めて現代的な事象と言えるかもしれません。

 

広範囲で起こる可能性のあるミスマッチ

 

このような、「経済力はあるものの結婚に対する拒絶感・恐怖感のある」男性は、「経済力がある」という側面においては経済力がある男性を狙っている婚活女性のニーズに合う男性です。

しかし、男性からのニーズがその女性には合わないというミスマッチがここで起こってきます。

 

そのような、結婚に消極的でなおかつ経済力の高い男性と出会い、結婚するためにはどのような戦略が必要なのでしょうか？

 

「あなたをATM化しない」というメッセージを発する

 

婚活をやっていて、このような「ATM圧を嫌がり結婚に消極的になっている」男性と出会ったときに、どう振る舞えばよいのでしょうか。

婚活に消極的になっている原因であるであろう男性心理を読み、適切に行動をしていくことが結婚の成功率を左右します。

 

このような男性は過剰に女性の「ATM圧」を恐れているところがあります。

「自分のお金は全部自分で使いたい」という男性とATM的結婚生活を夢見ている女性の価値観はそのままの状態では真正面からぶつかってしまいます。

 

そのようなときに、戦略的に、具体的に「あなたをATM化するつもりはありませんよ」というメッセージを発することが何よりも大切になります。

 

マインドの転換を”仕掛ける”

 

男性も女性も、人間なかなか価値観が変わるものではありませんが、そのようなメッセージを発して交際し、一緒に過ごすことによってそのような男性の価値観を、「自分のためだけにお金を使いたい」という価値観から、「この女性のためにお金を使いたい」という価値観に変えられたら儲けものです。

 

自分のお金が引き出される、という負担感から、自分がお金を使ってあげる、というモードにどう持っていけるかが、このような男性の攻略のキモになるのではないでしょうか？

 

経済力は大事だけどそれを露骨に出さない振る舞いをしてみよう

 

婚活において、パートナー男性の経済力が大切なのは言うまでもありません。

 

ただ、それを露骨に男性に出してしまうと、その振る舞いに嫌悪感、苦手感が出て女性を避けてしまう男性も最近は多いことも念頭に入れて、

いわゆる「ATM圧」を男性に出さないようにふるまうと、結果的に経済力の高い男性と結婚できる可能性が高まるのではないでしょうか。

 

露骨な”探り”はNG!

 

交際に発展したときでも、なるべく相手の男性の年収を探ったり、今後の稼ぐ「稼ぎしろ」を調査したり、露骨に物品や食事をねだったりすると、相手が警戒モードに入ってしまう可能性が高まります。

そうなってしまうと経済力の高い男性との結婚作戦の元も子もありません。

 

 

経済力のある男性と結婚するのに必要なのは、多様な評価軸を持っておくこと

 

経済力”だけ”を露骨に品定めせずに、相手に受け入れられるようにいろいろな観点で男性を評価することが、遠回りなようでも結果的に「経済力のある男性」と結婚できる近道になる例も筆者も多く見てきました。

少し視点を広げて婚活をしてみることで新たな発見があるかもしれません。