「背が高い」「顔が可愛い(カッコいい)」「スタイルがいい」など、“モテる条件を満たしているとは思えないのになぜかモテる人”というのは、男女や年齢を問わずに一定数います。
モテるために日々自分磨きを頑張っている人や、婚活に励んでいる人から見れば、なぜかモテる人の存在は羨ましくもあり妬ましくもあり……。
とはいえなぜかモテる人には、たとえ本人ですら自覚がないとしても、ちゃんと理由があるものです。
今回は、なぜかモテる人の理由や共通点、そして“どうしてもモテない人”との違いを、考察しました。
なぜかモテる人たちに共通している、“愛嬌の良さ”
「自分も頑張っているのに、なぜ恋人ができないのだろう?」
「(なぜかモテる人と自分が)正直、そんなに違うとは思えないのだけど……」
なぜかモテる人に対して、その他大勢の私たちは上記のような疑問を抱きがち。
もちろんそれぞれに隠れたモテる理由はあるのでしょうが、これまで結婚カウンセラーとして多くの会員様と関わってきた私たちの見解では、なぜかモテる人には“愛嬌のよさ”が共通していると思います。
- ・どんな話でも興味深そうに聞いてくれる
- ・相槌をしっかり打ってくれる
- ・とにかくいつもニコニコしている ……etc
なぜかモテる人の普段の振舞いには、上記のような特徴がよく見られます。
例えば、外見や仕事(年収)、特技など「コレ!」といった分かりやすいモテる理由がなくても、愛嬌のある人は誰にでも好ましく思われるのでしょう。
まだある!なぜかモテる人の共通点【女性編】
- ・人をよく褒める
- ・ありがとうやごめんなさいが直ぐ言える
- ・姿勢がキレイ ……etc
まだある!なぜかモテる人の共通点【男性編】
- ・聞き上手
- ・とにかくマメ
- ・いろんなことに興味がある(多趣味) ……etc
「なぜかモテる人」と「どうしてもモテない人」にはどんな違いがある?
「なぜかモテる人」と「どうしてもモテない人」には、どうも大きな隔たりがあるようです……。
もちろん、モテるために自分磨きをすることは大変素晴らしいのです。
しかしそれでも、どうしてもモテない人たちは、モテるためにやっていることの一部が裏目に出ているのかもしれません。以下、その例を4パターン取り上げてみました。
- 会話が一方的すぎる
- ステータス自慢をしすぎ
- “あざとさ”を狙って“ぶりっこ”に?
- 「何でもいいよ」と言いすぎで、そのうえ何でもよくない
【1】会話が一方的すぎる
「気になる異性を退屈させまい!」との意気込みが空回り、自分ばっかり喋ってしまうことはありませんか?
いくら楽しく面白い話題を提供しているつもりでも、“自分が自分が”が過ぎると、「自己中心的なのかな?」または「あなたは楽しいかもしれないけど、自分は退屈……」などと思われがち。
こと恋愛・結婚というフィールドに限った話ではありませんが、“会話はキャッチボール”であることを、忘れないようにしましょう。
【2】ステータス自慢をしすぎ
- ・こんなことが得意だ
- ・こんな資格を持っているんだ
- ・年収が○○円あるんだ ……etc
「よかれと思ってしている自己アピールが、嫌な自慢になっていないか?」も、考える必要がありそうです。
上記で例に挙げたようなステータス自慢は、どちらかというと男性に多く見られがち。
長年連れ添う男性を探している女性の多くが、“決して条件だけでは魅かれない”ことに気付けば、ようやっとモテだす……かもしれませんね。
【3】“あざとさ”を狙って“ぶりっこ”に?
今度は、女性に多い「モテようと思って裏目に出た!」パターンです。
最近はドラマの影響で、「あざと女子」「あざと可愛い」というワードが流行りもしました。
しかし“あざとさ”というのは、ほとんどが生まれ持った才能。わざと狙ってあざとくしようと思っても、なかなかうまくできるものではありません。
「あざとい感じが受けるのか……」と思って変に自分を繕えば、振舞いに違和感が生まれますし、どちらかというと“ぶりっこ”になってしまう可能性大。
「ぶりっこがタイプ」という男性もいるにはいますが、婚活というフィールドにおいてはそれほど受けはしないと思います。
【4】「何でもいいよ」と言い過ぎで、そのうえ何でもよくない
「1度デートまでは行くけれど、2度3度と続くことがない……」という人は、デート中の振舞いが悪印象を与えているかもしれません。
男女ともに不評なのは、デートで行く場所を相手に丸投げにする「何でもいいよ」が多いこと。
「あなたの行きたい所へ行きましょう」という優しさ、あるいは「あなたの行きたい場所ならどこでもいい!」という好意を表しているつもりでも、残念ながら「何でもいい」「どこでもいい」では不足です。
また、さらにいけないのは「何でもいいよ」と言っておいて、お相手の提案に難色を示すこと。
嫌がったり断ったりすれば、「何でもいいんじゃなかったの!?」と反感を買ってしまうことがほぼ確定の「何でもいい」というワードは、ラクだからといって多用しないことです。
なぜかモテる人に“1歩せまった”婚活をするポイントは?
先ほど述べた、「なぜかモテる人とどうしてもモテない人の違い」を踏まえると、婚活パーティーや婚活デート中は、次のことを意識してみるといいでしょう。
- ・一方的な会話をしない
- ・ステータス自慢をしない
- ・あざとさを無理に狙わない
- ・「何でもいいよ」を多用しない
続いての項目ではさらに、“なぜかモテる人”に1歩せまった自分になるための、婚活のポイントをお伝えします。
女性は、普段より少し柔らかい印象の服で出かけてみる
いわゆるキャリアウーマンで普段スーツしか着ない女性は、私服も硬い印象になることがあります。
もちろん、無理して婚活用に服を買い揃える必要はありません。
ですが、家を出る前にちょっと姿見の前に立ってみて、「ちょっと硬いかな……?」と思ったら、どれか1つでもいいので1番可愛らしいアイテムと交換したり、アクセサリーを追加するなどして、柔らかい印象を持たせてみてもいいでしょう。
またメイクが濃いめの女性は、思い切って薄めで行くのもアリです。
【関連コラム】
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男性は、服装のサイズ感だけは間違わないように
男性は女性と比較して、服にこだわりを持っている人が少ないです。「ダサい」とか「センスいい」とかの基準が、まったく分からないことも珍しくはありません。
実は女性も、「男の人ってそんなにオシャレじゃないよね」とある程度踏んでいるため、男性はデートでも“オシャレ”や“センス”をそこまで気にする必要はないです。
ただし、オシャレの許容範囲が広い女性でも「それは流石に……!」と引いてしまうことが多いのは、サイズ感の合っていない服を着てデートにあらわれる男性。
ブカブカのシャツ・ダボダボのズボンなどは、だらしなく清潔感に欠ける印象を与えるため、婚活においては致命的です。
オシャレじゃなくていいので、きちんとサイズの合った服や靴を身に着けて行きましょう。
「~~してもらって当然」という気持ちは捨てる
- ・女性が行きたいところを提案してくれて当然
- ・男性がお金を出してくれるのは当然
というような気持ちは、婚活では捨て置いたほうが賢明です。
なぜかモテる人たちがモテるのは、男女を問わず気配り上手であり、「~~してもらって当然」という傲慢さがないことも大きな理由。
行きたい所を考えてくれるのも、ご飯を奢ってくれるのも当たり前じゃないと心に留めて、行動する必要がありそうですね。
【まとめ】なぜかモテる人にあるのは“人間としての魅力”
以上、“なぜかモテる人がなぜモテるのか”、その理由や共通点について、結婚カウンセラーの見地から考察してみました。
そもそもですが、結婚相手となりえるは1人だけなのですから、婚活で不特定多数からモテる必要はありません。
昔からなぜかモテるとか、逆にどうしてもモテないなどと、煩悶(はんもん)する必要はないでしょう。
なぜかモテる人を目指すくらいなら、もっと大きく人間としての魅力に溢れる人を目指されたほうがいいのかもしれません。
愛嬌があり、話をよく聞いてくれ、素直で前向き……。
そんな人の魅力に気付いてくれる人もまた、素敵な人であるはずです。
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