婚活をするにあたって、これまで異性と2人で話す機会をあまり持たなかった人は、「どんなことを話せばいいのかな?」「自分の話を面白いと思ってもらえるかな?」と、心配しがちです。
しかし本当に大事なのは、「話題」や「話のネタ」ではなく、実は「話し方そのもの」。
どんなにユニークな話のネタを持っていようと、話し方・話している時の素振り・聞く態度がなっていないくては話の内容がお相手に届かず、イヤな印象を持たれてしまうかもしれません……。
これから婚活を始める方や、「そんなに失敗をした覚えはないけど、なかなかうまくいかないな……?」と思われている婚活中の方は、自分の話し方で気を付けたほうがいいところがないか、この記事のなかでチェックしてみてください!
「婚活中の男性」が気を付けたい、嫌われる話し方
- ・決めつけて話す
⇒ 「若いから○○だよね」「長女だから○○だよね」
- ・否定して話す
⇒ 「でも」「いや」などが会話の頭につく
- ・偉そうに話す
⇒ 特に、お店の店員さんへの態度に嫌悪感を示す女性が多い×
- ・目を全然合わせずに話す
- ・いきなりタメ口で話す ……etc.
上記は、婚活中の女性がよく言う“男性のイヤな話し方”です。
「場を和ませたい」、「賢く思われたい」、あるいは男性として「頼り甲斐があると思われたい」という思いが裏目に出ている傾向が見られます。
他にも、婚活中の女性が会ってみた男性に対し、すぐに「嫌な感じ!」と思ってしまう話し方には、次のようなものがあります。
【1】指を指しながら話をする男性はイヤ!
身振り手振りをつけて、話をするクセがある人は多いですよね。
これ自体はNGではないのですが、“どんな身振りをするか?”によって、かなり大きなマイナスイメージを与えてしまうことに注意が必要です。
とある婚活中の女性が「すごく嫌だった」と仰られたのは、指を指しながら話をする男性。
男性側にそのつもりがなくても、「上から目線で物を言われているように感じる」「常に指摘されているように感じる」「威圧感を感じる」など、とにかく女性からの評判はよくないです。
意識しないとつい出てしまうイヤな身振り手振りは、努めて控えなくてはいけません。
【2】「えぇ~、○○知らないの!?」と言ってくる年上の男性はイヤ!
ひとまわりふたまわり年上の男性と、年下の女性の間には、当然ながらジェネレーションギャップがあります。
そんなことは承知しているのに、「○○っていうテレビ番組が好きで……あれ、知らないの!?えぇ~!」とわざわざ言ってしまう男性は、女性から不人気です。
「年長者だから、知っていることが多いよ」とアピールしておきたい気持ちが、そこにはあるのかもしれません。
しかし実際は、年下の女性だからこそよく知っている流行・文化もたくさんあるわけですから、持っている知識量の多さで、マウンティングをとることはナンセンス。
いずれ結婚するかもしれない相手なのですから、年齢は関係なくあくまでフラットに、“知っていることは教える、知らないことは教えてもらう”認識へと改めましょう。
「婚活中の女性」が気を付けたい、嫌われる話し方
- ・うるさい
- ・男言葉 (口が悪い、品がない)
- ・自虐的 ……etc.
⇒ 「私は○○だからここまで結婚できなかった」的な発言はNG
いっぽう、上記は婚活中の男性がよく言う“女性のイヤな話し方”です。
実際のところ、「うるさい」や「口が悪い」など、致命的と言っていいほどNGな話し方をする女性は、結婚相談所に訪れる女性には少ないです。
しかし、自信のなさが災いし、自虐ネタで場を持たせようとする女性は意外といらっしゃいます。
“控えめな女性”、“謙虚な女性”の演出かもしれませんが、「私、話が面白くないってよく言われて……」とか、「顔もスタイルも悪いからモテなくて……」といった自虐を何度も聞かされれば、話し相手がウンザリしてしまうので注意です。
その他、婚活慣れしたが故のNGな話し方や、女性同士の会話は大好きという女性に時折見られるNGな話し方には、次のようなものがあります。
【1】質問が多すぎる女性はイヤ!
「年収は?」「お仕事は?」「趣味は?」などと、インタビューのように一方的に質問を投げかけてくる婚活中の女性は、男性に引かれてしまいやすいです。
結婚への考え方が現実的な女性や、婚活慣れしている女性、仕事のできる女性は、手っ取り早く目の前の男性が結婚相手にふさわしいかどうかを判断するため、初対面でも質問攻めをいとわない傾向がある様子。
どんどん相手の情報を引き出したい気持ちはこらえて、相手の話したいことを待つほうが、婚活においてプラスイメージにはたらくことは間違いないでしょう。
【2】主語が無く結果まで話さない女性との会話は噛み合わない!
女子会などで繰り広げられる女性同士の会話は、男性からすると「どうして成立しているの!?」と不思議に思うことがあるそうです。
例えば、女性同士で悩みを持ち出すとき、“解決策”ではなく“共感”を先に得たい傾向があります。ただそうした都合を、男性との1対1の会話にも持ち出すことは、男性にとっては酷でしょう。
女性の「なんかなぁ……」で会話が途切れると、男性は「なんか、何だろう?続きは!?」とちょっとしたパニックに陥ってしまいます。
男性に「この人との会話は噛み合わない」と判断されることは、「一緒にいると疲れる」と判断されることに等しいです。婚活中の女性は女子会ノリの会話は控え、できるだけ理路整然と話すことに努めましょう。
モテる人たちから見習うべき“素敵な話し方”とは?
ここまでは男性・女性別に、婚活においてNGな話し方をまとめました。
では逆に、婚活中の男女がお手本にするべき話し方とは、どんな話し方なのでしょうか?
実際に、当社『関西ブライダル』の会員様で、第一印象がよく「次も会いたい」と言われることが多い人の話し方には、以下のような共通点が見られました。
- ・笑顔で話を聞いてくれる
- ・自分の知らないことでも興味をもって聞いてくれる
つまり、“会話でモテる人”に備わっているのは、素敵な話し方よりも素敵な聞き方であることが分かります。
会話でなかなか手応えを感じられないという人は、NGな話し方に注意したうえで聞く努力をすることで、現状を打破できるかもしれません。
【まとめ】
以上、婚活中の男性・女性が気を付けたいNGな話し方について、まとめました。
異性が「嫌!」と思う話し方の多くは、同性の会話のなかでもマイナスにとられます。
成婚への確率を高めるだけではなく、人生を通してあらゆる人たちとよりよいコミュニケーションを取れるようになるために、居心地がよいと思わせる話し方・聞き方について、今一度見直してみるとよいのかもしれません。
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