「婚活に疲れてしまった」
「いっそ婚活をやめてしまいたい」
そんな苦しんでいる婚活女性に向けて、今回は同様に弊社婚活サービスをご利用されている女性たちの本音や実際のエピソード、そして婚活に疲れてしまったあなたの背中を押す4つのアドバイスなどを、関西ブライダル(結婚相談所)の婚活アドバイザーの視点からご紹介します。
そもそも婚活は「あなたがあなた自身のためにやる」ものなので、たとえ途中でやめたとしても引け目を感じたり自己嫌悪に陥る必要はありません。
一方であなたの中に ” 将来は家庭を持ちたい ” という強い意思があるならば、我々としては休憩しながらで構わないので決して婚活をやめないでほしい、というのが本音です。
この機会に一度立ち止まって、” 自分は本当に結婚したいのか? “” 自分は将来どうなれば幸せなのか “を、ぜひ自分の心へ問いかけてみてください。
婚活に疲れてやめたい女性は、婚活女子の8割
「婚活に疲れきってしまい、次の男性に会う気力が湧きません。それでも婚活を辞めてしまうのは恐い…こんな自分はおかしいでしょうか?」
よくお客様からそんな相談をいただくのですが、婚活をやめてしまいたい衝動とやめたくはないという感情が葛藤することは、決して珍しいことではありません。婚活は普段の仕事や家事と並行しながら、初対面の異性と出会いを繰り返す場です。時間やお金もかかりますし、ストレスが溜まってしまうのはごく当然のことでしょう。
実際に関西ブライダルのお客様からも「婚活疲れ」で相談をいただくケースは非常に多いのです。とくに入会して2~3カ月目の、婚活デビューから数ヶ月が経過した時点の女性に「疲れてしまった」「辞めたい」とおっしゃる方が多い印象があります。
<結婚相談所(当社)で婚活中の女性の声>
・婚活を始めてから4人の男性とお見合いや食事をしたが、将来を考えられるような男性には1人も出会えなかった。今後もよい男性を見つけられる気がせず、婚活に対するモチベーションが下がってきてしまった。
・結婚相談所で数人の男性にお見合いを申し込んだにもかかわらず、全員から会う前にお断りされてしまった。正直「別に好みではないけど、会ってもいいかな」程度の気持ちで申し込んだ男性からも断られてしまったので、自分には魅力がないのかと落ち込んでいる。
・婚活しなきゃ!という気持ちはあるものの、仕事やプライベートとの両立が辛すぎる。平日は毎日遅くまで仕事、土日は毎週のように婚活…自分だけの時間があまりに取れなくて、今後もこの生活が続くと思うと気が滅入ってしまう。
婚活に疲れたてやめたいけれど、やめられないのはなぜ?
「婚活に疲れてしまった」
「もう諦めてしまいたい」
そう言ってときには涙を流しながらも、結果的に婚活を継続される女性を弊社では数多く見守ってまいりました。
「婚活に疲れてやめたい、けれどやめられない」という女性の心理は、一体どういったものなのでしょうか。
<結婚相談所(当社)で婚活中の女性の声>
・早4年近く結婚相談所にお世話になり、100人くらいの男性とお会いしてきました。「もうやめてしまおうかな」と思うことも何度かありましたが、いつも頭をよぎるのは婚活をやめてしまうと自分には何も残らないという恐怖です。これからずっと独り身で、家と仕事の往復の生活になることを考えると、婚活をやめる覚悟ができません。
・出会いがまったくないので、結婚相談所に申し込みました。色々な男性と会う気疲れや、マッチングがうまくいかず落ち込んだ際には、退会を考えたこともあります。しかし相談所をやめてしまうとお付き合いできる可能性・結婚できる可能性は0になってしまうので、サポートの手厚い結婚相談所を継続しています。
このように「婚活は疲れてしまったけれど、やめるのは恐い、やめたくない」という女性も多いのですね。
婚活に疲れたてやめたいとき、みんなどうしているのか
それでは婚活に疲れて「もうやめたい!」となった際、彼女らは一体どんな思いで次の行動を決断しているのでしょうか?
婚活を辛くても続けた女性会員様の声
・お見合いで断られたり、よい男性と出会えなかったりと、正直泣くほど辛い瞬間が婚活にはあります。それでも諦めずに頑張ろうと思うのは、私の結婚を望んで応援してくれる両親の期待に応えたいから。「ここでやめたら母親が悲しむ」と思うと、親孝行のためにも頑張りたいと気持ちを入れなおすことができます。
・この年齢までバリバリ仕事一筋でやってきたのですが、この先ずっと自分には仕事しかない未来を想像すると、寂しくてやり切れない気持ちになります。将来の幸せな家庭を思い描くと、お見合いがうまくいかなくても地道に頑張ろうと思います。
婚活に疲れてやめてみた女性会員様の声
・結婚相談所で好きになれそうな男性と出会えなかったり、お見合いをお断りされ傷ついてしまったりで、一度婚活自体をきっぱりとやめました。正直、この先も結婚したいと思える男性とは出会えないと思います。
婚活に疲れてやめたい女性が諦めず継続するために、プロが伝えたい4つのメッセージ
それでは関西ブライダルのスタッフが、実際の面談で「辛い婚活を乗り越えて前進する」ために女性のお客様へお伝えしている、背中を押す4つのメッセージをご紹介します。
たった1人特別な男性が見つかれば、他の男はどうでもいい
「男性から交際をお断りされてしまった」
「お見合いを拒否されてしまい、落ち込んでいる」
結婚も恋愛の延長線上にあります。ときには男性から気の無い態度を取られ、自信を喪失してしまう女性も少なくありません。
そんなとき、いつも決まってお話しするのが「たった1人、心から結婚したい男性が見つかれば十分ですよね」ということです。これは、婚活でなかなか素敵な男性に巡り合えないときや、大失恋をして落ち込んでしまったときにも、ぜひ自分に言い聞かせてあげてほしいメッセージです。
生涯共にできる相手を一から探すのだから、婚活は難しくて当然。。ただ、どれだけ挫けそうになっても「たった1人、自分のしっくりくる男性と出会えればよい」と捉えるだけで、自然と気持ちがラクになりませんか?
あなたの良さを理解してくれない男性は、そもそもあなたにふさわしい男ではないのです。逆によい人と出会えず悩んでいるのなら、それはまだ”たった1人”に出会えていないだけなのだと、楽観的に割り切ってしまいましょう。
諦めるのは悪くない。しかし結婚したいなら、自ら動くしかない。
きれいさっぱり婚活を諦めるのも1つの選択。決して悪いことだとは思いませんし、実際に結婚せずとも幸せに生きている女性は世の中に数多くいらっしゃいます。
しかしあなたの中に少しでも”結婚して幸せな家庭を築きたい”という願望があるなら、どんなに婚活が辛くても、結局は自ら行動するしか道はありません。
これまでたくさんの女性を見てきましたが、最終的に結婚を手に入れた方の共通点は「最後まで諦めなかったこと」に尽きます。色々な男性と積極的に面会しスタッフのアドバイスは素直に聞き入れ、自分磨きを怠らなかった女性はほぼ例外なく幸せな結婚をして笑顔で退会されていきます。
休みながらでも、自分のペースでも構いません。ただ婚活においては少しずつでも「諦めずに自ら前進すること」を続けてください。
婚活の意味を見失いそうなときは、将来の自分を想像してみる
「20年後、30年後の自分を想像してみてください。気づいたら周囲には誰もいなくて、自宅と仕事の往復ばかりの人生……それって寂しくありませんか?」
少し意地悪なことを承知の上で、婚活のモチベーションが下がっているお客様に、我々はよくこのように問いかけます。
なぜこんなことを聞くかというと、婚活に辟易している人は、将来でなくつい目先の不満や疲労を理由に物事を判断してしまいがちだからです。
実際この質問をすると、多くのお客様が「私は将来、自分の両親のような仲良し夫婦になりたいんです」「一生、独りぼっちで終える人生は嫌です」と回答されます。
山を登るときも、道中は坂ばかりで「きついな」「もう諦めようかな」と肝心の目的を見失いがちですよね。しかしそこで引き返さずゴールを見据えて登り切るからこそ、山頂の美しい景色を楽しむことができるのです。それと一緒です。
どうしても婚活への意欲が湧かないときは、ぜひ20~30年後の自身の暮らしや周囲の人間関係などを、出来る限りリアルに想像してみてください。
「頑張って」は言わない。「頑張らなきゃ」と自分を追い込まない
最後にとても大事なアドバイスをします。それは婚活に疲れてしまった自分に「もっと頑張らないとダメだ」と鼓舞してはいけない、ということです。
もし現在あなたの周囲に「婚活頑張ってね」「もっと頑張らなきゃ結婚できないよ」なんて声をかけてくる人間がいるなら、たとえ両親や友人だったとしても今すぐに心のシャッターを閉めましょう。
なぜなら、あなたは今まさに「婚活を頑張っているから」です。すでに頑張っている自分に対して、さらに頑張らなければと思う必要も、ましてや他人にとやかく言われる筋合いもありません。
そうやって聞くと、あなたは「いや、自分は頑張っていないから」と謙遜されるかもしれませんね。しかし、そもそも「結婚するために婚活を始めよう」と決心し実際に行動していること自体が、あなたにとってかなりの非日常行為であることを自覚してください。
プライベートの時間を割いて初対面の男性と会い、相手に気遣いしながら相槌を打ち、お見合いやデートが失敗しても気持ちを切り替えて再出発する。
これだけのエネルギーを仕事や大好きな趣味以外に投資するなんてことが、社会人になってからこれまでで他にあったでしょうか?
あなたに必要だとすれば、それは「今以上に頑張ること」ではなく「頑張ることの内容や方向性を見直すこと」です。
例えば、好みの男性に出会えないと落ち込んだとき「男性の条件を今より広げて、内面を重視するようにしよう」「30人会ってみて1人素敵な人がいたらラッキーくらいに捉えよう」という風に、考え方を工夫する努力ができればよいかもしれません(だからといって、あなたがすでに頑張っていることには違いありません)。
婚活に疲れたときは「わたしはちゃんと頑張っていて偉い」という事実を、まずは誰より自分自身がきちんと認めてあげてください。もし頑張る方向性や内容がずれていなかったとしても、婚活はタイミング次第で努力と結果が比例しないものです。
たとえデートが破談になって落ち込んでしまっても、素敵な男性に出会えず自己嫌悪したとしても「あなたが頑張っている」という事実が揺らぐことはありません。
婚活を疲れたが諦めず、最後に幸せを手にした実際のエピソード
それでは最後に、婚活が中々うまくいかず時には辛い思いをされながらも、最後には幸せな結婚を手に入れられたお客様の、実際の成婚エピソードを2つご紹介します。
100人を越えるお見合いの末、感じの良い素敵な男性とゴールイン!
<37歳 Aさん>
スタッフの記憶に強く残っているのが、37歳のA子さんです。ご両親の紹介で、お姉さんと姉妹で弊社のサービスに申し込んでくださいました。
おふたり同時にスタートされた婚活ですが、お姉さんは登録後すぐに出会った1人目の男性とお付き合いし、なんとそのまま数ヶ月で結婚退会。
一方のA子さんはというとタイミングや条件が噛み合わず、目に見えた成果が表れません。恐らくお姉さんが先に成婚されたことへのプレッシャーもあったはずですが、それでもめげることなく婚活を継続。
スタッフがおすすめした男性には積極的に「ぜひお会いしてみます」とおっしゃり、お見合いやデートに応じてくださいました。
気づけば1年の月日が経ち、100人を超える男性とお見合いをされた頃、ついにA子さんは運命の出会いを果たします。お相手は同い年の、非常に雰囲気のいい思いやりのある男性。お見合いで出会われた当初から、互いに居心地や相性の良さを感じていらっしゃいました。
そして順調にデート、真剣交際と発展し、出会ってから数か月後に見事ゴールイン。彼女の努力を間近で見てきただけに、スタッフとしても大変嬉しかったのを覚えています。
今でも毎年、夫婦で年賀状を送ってくださるA子さん。婚活において ” 諦めなければいつか結果が出る” ということを体現して下さったエピソードです。
大失恋からの大逆転!旦那さまの胃袋を掴み、幸せな結婚をゲット!
<30歳 B子さん>
もう1つ、こちらも頑張り屋なB子さん30歳の事例をご紹介します。
関西ブライダルへ入会されてから、一度は男性と成婚退会までたどり着かれたB子さん。しかし当人ではなく互いの家族同士のいざこざで、苦労して手にした婚約が破談になってしまいます。自分が当事者だったらと、想像するだけで胸が痛みますよね。
しかし破談直後は落ち込まれたものの、すぐに気持ちを切り替えて再出発を決意されたB子さん。何人かの男性とお会いされる中で、気になる同い年の男性と運命の出会いを果たします。
男性の気遣い上手で、かつ社交的な性格に魅力を感じたB子さん。男性側も彼女の明るくて積極的な姿に好感を抱き、2人はそのまま順調にお付き合いをはじめます。
互いの自宅が近かったこともあり、B子さんは交際中から彼の家業を手伝いに足を運んだり、彼のご家族に手料理をふるまったりと積極的なアプローチをされていらっしゃいました。
そうやって交際を続けるうちに、彼女の美味しすぎる料理が彼の心を鷲摑みに。「こんな温かい手料理で奥さんが出迎えてくれたら、毎日が幸せだろうなあ」と、男性は自然にB子さんとの将来を想像するようになったそうです。ちなみに一番感動した手料理は「ガパオライス」とのこと。
そうして2020年の8月に、見事幸せな結婚を手に入れて関西ブライダルを退会されたB子さん。
一度は決まりかけた結婚が白紙になるという、立ち直れなくなりそうなほど辛い経験があったとしても、自分の考え方や行動次第で乗り越えられるという素敵なエピソードです。
まとめ
婚活に疲れきってしまったあなたに、今回の記事を通じて覚えておいてほしいのは以下の4つです。
・婚活をやめることはまったく悪くない、罪悪感をもつ必要もない。
・婚活は自分のためにやるもので、人に左右されるものではない。
・ただ結婚したいなら、休み休みでも婚活は続けるべきである。
・過去見守ってきた中で最終的に結婚を手にした女性は、総じて最後まで諦めなかった方である。
もしあなたが婚活に疲れ果てているにもかかわらず、周囲からのプレッシャーや焦燥感で逃げられないのであれば、一度すべての荷物を下ろして休んでみるのはいかがですか。
そして気持ちを切り替えた後に、他の誰でもなく「あなた自身が幸せになるため」に結婚が必要なのであれば、再度婚活をスタートしてはいかがでしょうか。幸せに向けて努力するあなたの幸せを、心の底から願い応援しております。
もしあなたが婚活について誰にも相談できず1人で悩んでいるならば、いつでも我々関西ブライダルスタッフまで、お声がけください。