「いま活動している相談所を乗り換えたい」という方には、今度こそ自分が納得して活動できる、信頼のおける結婚相談所を選んでほしいと思います。
今回は「結婚相談所の乗り換えを成功するために」という視点から、無料カウンセリング時に確認すべき5つの質問事項や、乗り換えるための手順について解説いたします。
【この記事がおすすめな方】
・結婚相談所の乗り換えを、必ず成功させたい。
・次の相談所選びで、何の項目を重視すべきか知りたい。
・無料カウンセリングで、何を聞けば良いか知りたい。
・乗り換えをスムーズに進めるための手順を知りたい。
・いまの相談所を退会する際、確認すべき項目を知りたい。
結婚相談所は、基本的に好きなタイミングで乗り換えOK
基本的には自身の好きなタイミングで、いま所属している相談所を解約し、新しい相談所へ入会することが可能です。ただし相談所のシステムによって、解約できないケースや違約金が発生する場合もあるため、乗り換えを検討したら早いタイミングで、担当者に退会意思を伝えるのがおすすめです。
【解約できないパターンの例】
・お見合いの日取りがすでに決まっている。
・お見合い後にマッチングが成立したが、まだ一度もデートしていない。
【解約金が発生するケースの例】
・退会違約金として数万円の支払いが必要な相談所もある。
結婚相談所は掛け持ちできるのか
料金が重複するものの、結婚相談所を2社以上掛け持ちして利用することも可能です。現在活動している相談所を辞める決断ができない場合、一時的に複数を同時に利用してみるもの1つでしょう。
注意点は、今所属中の結婚相談所とは、異なる連盟の相談所へ入会するという点です。国内には複数の結婚相談所連盟があり、同じ連盟に所属する結婚相談所は、互いの会員同士を紹介しあえるといった仕組みがあります。
例えば「関西ブライダル」の場合、国内最多の会員数を誇る「IBJ(日本結婚相談所連盟)」という連盟に所属しているため、同じIBJに所属する全国1,702社の相談所と、相互に会員さんを紹介しあうことが可能です。
つまり乗り換え先に同じ連盟の相談所を選ぶと、出会える会員さんのラインナップが以前と変わらないため、乗り換えの意味が半減してしまうというわけです。
結婚相談所を乗り換えた会員様に聞く「乗り換え理由」
「結婚相談所を乗り換えよう」と決断するまでに、どういった理由や背景があるのでしょうか?当社へ乗り換えていただいた会員様方に、前の相談所を辞めた理由についてお聞きしました。
“乗り換え先の相談所選びで失敗しないため”に、ぜひ参考にしてみてください。
理由1:マッチングアプリと変わらないから
以前は業界でも有名な大手結婚相談所サービスを利用していました。辞めた理由は「とにかく活動中のサポートがなく、ほったらかしの状態」であることが不満だったからです。
入会当初は担当者からの紹介やアドバイスもありましたが、1か月後にはほぼ音沙汰なしの状態に。お見合いやデートのサポートもなく、日程調整もすべて会員同士でおこないました。何回かお見合いをした時点で「これってアプリと何が違うんだろう?」と思い、もう一度別の相談所で仕切り直そうと決めました。
(34歳 女性)
理由2:マッチングするまで相手の顔がわからないから
某結婚相談所にて活動していたが、お見合いが成立するまで顔写真が見られないシステムだった。活字だけのプロフィールを見てやり取りするので「良さそう」と思ってマッチングしても、いざ顔を見てガッカリ……というケースが非常に多く不便だった。
最初から顔写真を見て選べる相談所にしようと思い、何社かを比較検討した上で、関西ブライダルへ入会した。
(37歳 女性)
理由3:担当アドバイザーとの相性が悪かったから
以前の相談所はアドバイザーとのやり取りがストレスで退会を決めました(担当者変更の話もありましたが、新しい環境で再スタートしたかったのでお断り)。
こちらの話をまったく聞いてくれず、強い口調で意見を言われる女性だったので、後半はお会いするのさえ億劫でした。
あまり気のりしない男性とも「1回だけ会ってみましょう!」とお見合いを強引に勧められる点も、精神的に苦痛でした。
(42歳 女性)
理由4:お見合いの申し込み数に制限があり、非効率に感じたから
わたしの所属していた相談所では、年間に申し込めるお見合い数が200名ほど(1か月で16~17名程の計算)という縛りがありました。10人申し込んでも、実際にOKをもらって会えるのは1、2名なので、申し込み上限が少ないのはすごく不便でした。
ちなみに追加でお見合いを申し込む場合、「〇名追加で1万円」といった風に料金が発生します。申し込み数がそれなりに多いか、上限のない相談所に入ることをおすすめします。
(38歳 男性)
このように見てみると、主要な乗り換え理由としては
・サポートが期待していたより手薄い。
・担当スタッフに不満がある。
・相談所のシステムやルールが自分に合わない。
などがあるようです。
これらの退会理由は、入会前に複数の相談所をよく比較検討し、無料相談でシステムやルール内容をしっかりとアドバイザーに確認することで、未然に防止できていたかもしれません。
以下の内容では「結婚相談所の乗り換えを今度こそ成功させるため」に知っておきたい、乗り換え手順や、無料相談で確認すべき内容について解説していきます。
結婚相談所選びで失敗しないため、無料相談で確認すべき質問5つ
結婚相談所に入会する際には、アドバイザーに相談所関して質問ができる「無料カウンセリング」を受けて、自分に合うかを検討するケースが一般的です。
「結婚相談所選び」で失敗しないために、無料相談時にアドバイザーへ確認すべき「質問事項」についてご紹介します。
1.成婚退会までにかかる具体的な費用(追加料金の有無)
2.担当者から受けられるサポートの “具体的な内容”
3.会員登録システムの仕様(使い勝手・何のデータが見られるか等)
4.所属する連盟
5.担当者変更の可否
1.成婚退会までにかかる具体的な費用(追加料金は発生しないか)
結婚相談所で発生する主な費用としては
・初期費用
・月間の活動費
・成婚料
となります。中には「お見合い1回につき1万円」というようにお見合い料がかかる相談所や、先述した通り退会時に違約金が発生する相談所もあります。
また料金が低めに設定されている相談所は、プロフィールの作成料や仲人のお見合い同席費用・デートの予行演習費など、追加費用がかかるケースが多く要注意です。
無料相談時には「安心して活動したいので、料金がかかる項目をすべて教えてください」と担当カウンセラーに伝え、活動費の総額でいくつかの相談所を比較するのがおすすめです。途中解約時に活動費の返金が受けられる「返金保証制度」があるかも、あわせて確認しておきましょう。
2.担当者から受けられるサポートの内容
「活動中は担当者がサポートするので、婚活中のお悩みは何でも相談してくださいね」と謳う相談所は多いですが、一体何をどこまでサポートしてくれるのか、具体的な内容まで妥協せずに確認しましょう。
とくに以前所属していた相談所で「サポート内容がイマイチだった」ことに不満があった方は、自身が何の項目に対して物足りなさを感じたか?を明確にし、その内容がカバーされているかをチェックしましょう。
【確認しておきたいサポート内容の例】
・担当者への相談はどのくらいの頻度で可能か(年に数回程の相談所もある)
・お見合い後・デート後のお断りは、担当者が代理でやってくれるか(自分でやる相談所もある)
・お見合いの日程調整や店選びは、相談所がやってくれるか(自分でやる相談所もある)
・システムマッチング以外に、担当者から異性を紹介してもらえるか
・LINEやメールの内容を相談できるか
・デートプランや良い雰囲お店選びを手伝ってもらえるか
・服装やヘアスタイルなどのアドバイスが受けられるか
・相手からお断りされた時、その理由を聞いたり担当者に相談できるか
・プロポーズや指輪選びの相談ができるか
3.会員登録システムの仕様
異性のプロフィール閲覧やお見合いの申し込みで使用する「システムの使い勝手・仕様」についても確認しておきましょう。システムの使いづらさ・内容の不十分さは、退会理由の大きな要因となり得るためです。
【結婚相談所の管理システムでチェックしたいこと】
・データ上で、異性の情報をどこまで詳しくみられるか(顔写真の閲覧は可能か)
・スマートフォンからシステムを使用できるか(PCからのみ・来店時のみの場合もある)
・システムは使いやすいか、仕様が古すぎないか
・「データマッチング型」か「検索型」か。
「データマッチング型」と「検索型」の違いは以下の通りです。
データマッチング型:登録データからAIが自動的に男女をマッチングさせ、紹介状を出す。
検索型:男女の登録データをみて、自分で検索し好みの異性にお見合いを申し込む。
効率性を重視するなら前者、自分の好みの異性を取りこぼしたくない方へは後者がおすすめです。ちなみに当社では、後者の検索型システムを採用しています。
4.所属連盟
先述の通りですが、以前所属していた結婚相談所と同じ連盟であれば、閲覧できる異性の情報はまったく同じです。所属連盟は各相談所のホームページに記載されているので、無料相談を申し込む前に確認しておくと良いでしょう。
5.担当者は途中で変更可能か
担当者の相性は婚活の成功可否に大きく関わります。
・「担当者変更の不可」と規則で決まっている
・個人経営の相談所でアドバイザーが1人しかいない
上記の様な理由で担当者変更が難しい相談所もあるため、乗り換え理由として「アドバイザーとの相性の悪さ」をあげた方は必ず確認しておきましょう。
結婚相談所の乗り換えを成功するための4つのステップ
最後に結婚相談所の乗り換えに成功するため、押さえたい4つのSTEPについて確認しておきましょう。
1.「今の相談所で続けられないか」再検討する
2.「次の相談所に求める条件」を洗い出す
3.「複数」の相談所で無料相談を受ける
4.今の相談所に「退会希望」を伝える
1.まずは今の相談所で続けられないかを検討
乗り換えには「新しい相談所探し」「入会費用」「退会手続き」など、ある程度の労力と出費が伴います。まずは今の相談所で活動を続けられないか、改めて考えてみましょう。
【乗り換えなしで済むかもしれないパターン】
・担当者が不満→担当者変更はできないか?
・異性に出会えないのが不満→希望条件を狭めすぎていないか? 等
【乗り換えなしで難しそうなパターン】
・サポートの手厚さが不満
・システムの仕様・使い勝手が不満
・価格帯が不満
・会員の層が不満 等
「やはり乗り換えなしでは難しい」と感じた場合、2のステップへ進みます。
2.次の相談所に求める条件を洗い出す
最も大事な項目です。
同じ失敗を繰り返さないため「前の結婚相談所で何が不満だったか」「なにが改善されれば快適に活動できるか」をすべてリスト化しましょう。
書き出したら、その内容を自分にとって優先順位の高い順に並び変えます。この内容をより多くカバーできる相談所を次のステップで見つけていきます。
3.複数の相談所で無料相談を受ける
インターネット検索で気になる結婚相談所のうち、自分の希望リストに合致していそうな相談所を複数ピックアップします(最低2社以上がおすすめ)。
相談所を選んだら無料カウンセリングを申し込み、「結婚相談所選びで失敗しないため、無料相談で確認すべきこと5つ」の章であげた項目を中心にアドバイザーへ質問します。
もしピックアップした相談所でしっくりこなければ、追加で相談所を選び無料カウンセリングを申し込みましょう。納得できる相談所が見つかるまで続けます。
4.現在の相談所に退会希望を伝える
新たな活動先が決まったら、早めにいま所属している相談所へ退会の旨を伝えましょう。相談所によっては引き留められるケースもありますが「すでに別の相談所を申し込んだ」「この相談所が嫌だったわけではなく、あくまで自分と合わなかった」という断り方がおすすめです。
注意点として「いつ退会の旨が受理されたか」によって発生費用が異なる場合があるため、活動期間・退会日については、担当者とよく擦り合わせしましょう。
まとめ
結婚相談所の乗り換えをテーマに、失敗しないための確認項目や手順について解説しました。希望に合致しない相談所を乗り換えることは、賢い選択の1つだと思います。
【乗り換えで意識してほしいこと】
・乗り換え先でまた同じ不満が発生しないか?
・別の不満が発生する要素はないか?
・料金の内訳をしっかり確認したか?
・次の相談所では快適に婚活を進められそうか?
ぜひ本記事を参考に、次こそ納得のいく結婚相談所を見つけてください。あなたの婚活がうまくいくことを、心から応援しています。
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