「僕は収入が低いから、婚活で女性に相手にされないのではないか?」
「自分の給料では、将来家族を養えないのでは?」
そんな不安を抱えながらも、幸せな家庭を築きたい男性は多いのではないでしょうか。
しかし実際には低収入の男性も数多くの方が結婚されており、低収入なことを悩んでばかりではなく、成婚するコツをつかんで行動されることをおすすめします。
今回は、
・低収入(年収300万円未満)の男性が、実際どのくらい結婚しているのか
・低収入の男性が結婚するための4つのアドバイス
・低収入の男性が結婚されたエピソード
をご紹介します。
今回の記事を参考に、前向きに進めてはいかがでしょうか。
低収入で婚活に不安を抱える男性は少なくない
アドバイスの前に、多くの男性が低収入なことを気にされ婚活で積極的な態度をとれなかったり、弱気な発言をされている方が多くいることをご紹介します。
関西ブライダルの会員様でも、人柄や見た目は決して悪くないものの「収入が低い」というだけで婚活に対して自信が持てない男性の声を耳にする機会は多いです。
自分の収入が高くないことにコンプレックスがあり、結婚はしたいのですが積極的になれません。
以前婚活パーティーに参加した際、僕の年収がわかった途端に態度が素っ気なくなった女性がおり、以来トラウマです。
自信が持てず会話も何を話せばいいかわからないので、お見合いで2人になってもすぐ沈黙が生まれます。
メガバンクやそこそこの大手企業に勤めている友人はほとんど結婚してしまい、つい比較して自暴自棄になってしまいます。
(30代前半男性 事務員 年収300万円代)
30代後半になり、焦って結婚相談所に入会しました。しかし何度お見合いをしても1度目で女性から断られてしまい、正直気持ちが挫けそうです。
過去8人の女性とお会いしましたが、すべての女性からお断りされました。
私は福祉系の仕事をしており、一般職よりも給与が上がりづらいです。
女性から振られる度に、どうしても「自身の収入が原因で断られてしまうのでは」と落ち込んでしまいます。
(30代後半 介護士 男性)
多くの女性は「収入を軸」に男性を選んでいない
実は女性の多くが、結婚相手を収入だけで判断しているわけではありません。
もちろん「年収○○円以上の人しか対象にならない」と割り切っている女性も一定数はいるでしょうが、「決め手は性格の良さや一緒にいて楽しいかどうか」という女性が同様にいらっしゃるのも事実です。
また共働きが前提の方と、専業主婦が前提の方でも価値観は異なるでしょう。
何十年も寄り添うパートナーの条件として「家事や育児に協力的か」や「働きたいという価値観を理解してくれる人か」などの内面の要素を尊重する女性は少なくありません。
デイサービスの運転手をしている、3つ年上の男性と結婚にいたりました。
彼とは3:3の小規模なお見合いパーティーで知り合ったのですが、会話中ずっとニコニコと私の話を聞いてくれるところがとても好印象でした。
彼に出会うまでは男性の条件ばかりを気にしていたのですが、はじめて年収や職業に関係なく「この人と結婚したら幸せだろうなあ」と感じたのを覚えています。
お給与は決して高くはありませんが、私も専業主婦になる気はないので問題ありません。
(40代 事務職 女性)
低収入(年収300万円未満)の男性が、実際どのくらい結婚しているのか
では、実際結婚相談所で活動し、成婚した低収入な男性はどのくらいおられるのでしょうか。
関西ブライダルも加盟する、日本結婚相談所連盟の2021年度成婚白書(成婚者9,987 名 の分析)によると、年収と「結婚のしやすさ」を数値化した統計より、次のようなことが分かりました。
「結婚がしやすい」とされる数値である100%を超える年収は、年代別に次のとおりでした。
30~34歳 年収300万円台
35~39歳 400万円台
40~44歳 600万円台
45~49歳 800万円台
30代前半であれば、年収300万円台でも結婚がしやすいと言えます。
一方年齢が上がるにつれて、結婚しやすくなる年収も上がっていくことが分かります。
一方、300万円未満でも結婚している男性は多数いることがわかるのが次の数値です。
30~34歳 48.6%
35~39歳 23.2% (※300万円台では62.9%)
40~44歳 26.3% (※300万円台では35.1%)
45~49歳 26.7% (※300万円台では27.8%)
30代前半の方であれば50%、30代後半から40代後半までの方は20~30%です。
収入が高い方が確率が高まるのは事実ですが、結婚できないというのは間違いであることが分かります。
低収入でも多くの方が結婚されていることが数値でも裏付けされています。
婚活スタッフが低収入男性に伝えたい、背中を押すアドバイス4つ
ここまでみてきたように、低収入だからといってあなたが婚活に負い目を感じたり、自信を無くす必要は全くありません。
むしろちょっとした工夫や気の持ちようによって、ずっと魅力的になることは難しくありません。
結婚相談所のスタッフより、低収入を気にするあなたに伝えたい「背中を押す4つのアドバイス」をご紹介します。
【1】年収200~300万円台でも、多くの男性が結婚を掴んでいる
まず1つ目に「年収が低い男は結婚できない」という価値観は幻想にすぎないということです。
前述したとおり結婚相手に収入を求める女性は一定数いらっしゃいますが、それでも半数以上の女性にとっては価値観の相性や人間性、一緒にいて楽しいかなど「男性の内側の魅力」がパートナー選びの決め手となります。
実際に弊社のお客様でも年収200~300万円台で幸せな結婚を手に入れられた男性を、過去に何人も見てまいりました。
もしあなたが自分の婚活に不安な日々を送っているのであれば、まずは自分自身が「婚活がうまくいかないことを、無意識のうちに収入のせいにしていないか」と改めて考えてみてください。
そして少なからず低収入を理由に自信を無くしていた自分に気づけたなら、「収入面以外に婚活がうまくいかない理由は無いだろうか?」と自身に問いかける作業からはじめてみてはいかがでしょうか。
【2】家事・育児を積極的に行うなど、女性にとって嬉しいポイントを約束する
2つ目のアドバイスは「あなたと結婚することで、女性が嬉しいポイント」を自らつくることです。
具体的には
「結婚したら家事を折半にする」
「デートプランはなるべく自分から提案する」
「子供ができたら、しっかり育児をする」
などが考えられるでしょう。
特に家事育児を自ら引き受けてくれる男性は、女性のパートナー選びにおいて大きな加点要素となります。
人によっては「家事育児は女性主体でやるもの・あくまで男性は補助」という認識の男性がいますが、「男性も当然、家事・育児をする」という姿勢であることは重要です。
男性が低収入の場合、女性も働く共働きの家庭にしなくてはなりません。
もしあなたが「家事育児は女性主体でやるもの・あくまで男性は補助」という考えであれば、改める必要があるでしょう。
例えば数回目のデートでの会話中に、さりげなく「家事は半分ずつ分担して行えたらいいね」や「育児は互いに大変だから、一緒に協力して面倒を見ようね」と提案してくれる男性は、女性にとって好印象に違いありません。
また自宅のことを分担して行うのであれば、あなたが自身の収入に引け目を感じる機会も少なくなるでしょう。
ぜひ自分から「家事育児をやる」ことを伝えて、女性に「あなたと結婚する魅力」を感じてもらいましょう。
【3】自分を卑下する「ネガティブワード」は一切禁止する
「なんで申し込んでくれたんですか?」
「お会いして、僕なんかにいいところありました?」
初対面の女性に発しがちなこれらのネガティブワードは、今後一切口にすることをやめましょう。
多くの女性は、自分を不必要に下げる男性を「頼りない」と感じてしまう傾向にあります。
あなたも逆の立場だったら「私なんて」と自分を卑下してばかりの女性は選びませんよね?
対策として、まずは「女性が一度でもあなたに会おうと思ってくれた」という事実にきちんと自信を持ちましょう。
きっと彼女はあなたに対し、何かしら「会ってみたい」と感じる要素があったからこそ、2人の時間を作ってくれたのです。
そしてネガティブなワードがよぎったら、その分だけ相手を褒めて感謝を伝えてみましょう。
「緊張していましたが、○○さんが盛り上げてくれたので楽しく過ごせました」
「今日のスカート、すごく似合っていらっしゃいます」
という具合です。
前向きで自分をほめてくれる男性は、女性からすると「一緒にいて楽しい」と好印象に繋がりやすくなります。
【4】日々の自分磨きで「自信を持ち魅力的になる」
4つ目に実行してほしいアドバイスは「日々の自分磨きで、魅力的になる」ことです。
先述したとおり、女性は男性を収入だけでなく「総合力」で判断します。
「外見が悪くない」
「性格が優しくて男前」
「趣味がぴったり合う」
など、何かしらが自分にとって魅力的な男性であれば、有力なパートナー候補となりえます。
そういった魅力は一朝一夕で叶うものではありませんが、コツコツとした日々の努力で今からでも手に入れられるものです。
「突然、日々の努力って言われても…」と感じた方は、まず最も効果の出やすい「見た目の改善」から手を付けるのがオススメです。
あなたの服装や髪型、持ち物は自信のある魅力的な男性にふさわしいですか?
寝ぐせのついた髪型で、シワの寄ったシャツやスーツを着用していませんか?
よくこちらのコラムでもお伝えしていますが、男性は手入れされた爽やかな髪型に、体形にあったシンプルなシャツやTシャツを身に着ければ十分なのです。
外見にすこし自信が持てたら、次は内面の魅力づくりに取り掛かりましょう。
女性は一体どんな性格の男性をパートナーとして求めるでしょうか?
・自分の話に笑顔で耳を傾けてくれる、聞き役にも徹してくれる
・疲れていたら優しく労ってくれる
・ふたりで出かける際は積極的にふるまい、楽しんでくれる
そういった男性は、女性が「一緒にいたい」と感じてくれそうではありませんか?
自分自身で「ここは魅力がある」というポイントを、なにか1つ押さえているだけで、婚活にも自信が出ます。
ぜひ小さなことから、自信を持つための自分磨きを始めてみてはいかがでしょうか。
低収入でも幸せな結婚を掴んだ男性のエピソード
最後に関西ブライダルのお客様のうち「低収入を懸念されつつも、最後には幸せな結婚を掴んだ男性の実際のエピソード」についてご紹介します。
【1】一度は低収入が原因で破談になるも、素敵なパートナーを射止めた男性の事例
(Mさん 40代男性 運搬業 年収300万円代)
まずは運搬業にお勤めの、40代男性Mさんの事例をご紹介します。
Mさんはとてもやさしく温和な人柄ですが、とにかく自身の収入やお仕事、性格などに自信が持てないことが悩みの種でした。
所属歴も4年と長く20名の女性とお付き合いをされたものの、いつも数回目のデートのあとにお別れしていました。
一度は1人の女性と結婚直前までお話が進んだものの、収入が低いことや運搬業という仕事に相手の父親が猛反対し、最終的に結婚話は破談に。
ひどく落ち込んで「しばらく婚活はしたくない」とおっしゃっていたのを覚えています。
それから半年以上たったころ、傷心のままにスタッフの勧めでお見合いしたのが後の奥さんとなる女性Nさんでした。
明るく元気な性格の方で、1度目のお見合いからすでに、Mさんの控えめで思いやりのある性格が好印象だったそうです。
Nさんはサロンスタッフをされており、結婚後もお仕事を続けていきたいとお考えでした。
互いに相性の良かった2人は、それから程なくして真剣交際に発展。
そしてなんと、交際から約4カ月で見事ゴールインを果たされました。
収入に関係なく「優しいお人柄と性格の良さ」がきちんと相手に伝われば、Mさんのように素敵なパートナーをゲットすることも不可能ではありません。
【2】30回の失敗から、自分にピッタリの女性と幸せを掴んだ男性の事例
(Yさん 30代男性 小売業 年収300万円代)
次に小売店スタッフをされている、30代Yさんの事例をお話しします。
Yさんはもともと関西ブライダルの婚活パーティーの常連さんでしたが、思うような結果が出ず結婚相談所へシフトされたお客様でした。
お見合い30件のうち何人かはその後のデートへ繋がるものの、いつも2回目のデートで女性にお断りされてしまうYさん。
とても一生懸命で前向きな性格の方なのですが、素直であるがゆえに気持ちを真っ直ぐ伝えすぎてしまうことがネックになっていました。
そんな中で10人目にマッチングしたのが、のちの結婚相手となる女性U子さんでした。
U子さんは保育士をされているバツイチの子持ち女性で、関西ブライダルで初めてお見合いをした相手がYさんだったそうです。
自己PRの項目に「子供が好き」と書かれているのを見て、自分と共通するところが好印象だったそうです。
お互いの出身地や出身校が一緒と共通点が多かったこともあり、ふたりはあっという間に意気投合。
そしてなんと出会ってからわずが2カ月で、ゴールインを決められました。
Yさんはサプライズを一生懸命考えて、出身校の文化祭に2人で遊びに行った帰りにチャペルでプロポーズをされたそうです。
「自分と相性が良いか」や「子供も一緒に受け入れてくれるか」など、その女性にとって魅力的な男性かどうかが、最終的なパートナー選びの決定打となることを教えてくれたエピソードです。
まとめ
今回は低収入に懸念のある婚活男性に向けて、収入に関係なく自信を持つためのアドバイスや実際のエピソードをご紹介しました。
案外あなたが思い悩んでいる以上に、女性は男性を収入以外の面で評価しているものです。ぜひどうすれば自分に自信をもって婚活に臨めるかという着眼点から、自分磨きを通して魅力的な男性を目指してほしいと思います。
この記事を読んで少しでも多くの方に「婚活を前向きに頑張ろう」と思っていただけたなら幸いです。
関西ブライダルでは、低収入に悩む男性が成婚されるのを数多くサポートしてきました。
無料相談も実施していますので、ぜひご相談いただければと思います。
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