35歳独身女性は結婚できない?婚活のプロが「まだ若い!」と言える理由
「35歳で独身の女性はもう結婚できないの?」
「友達は結婚や出産をしているのに、気づけば独身のまま35歳を過ぎてしまった……」
とお悩みの女性の方へ。
一昔前は「30歳までに結婚したい!」と婚活に励む女性が多くいました。
しかし、晩婚化が進んだ今では35歳で独身の女性も珍しくありません。
35歳になるといわゆる“アラフォー”となり、結婚に対して急に焦る方が多くいらっしゃるようです。
婚活のプロとして結論から言うと、35歳の時点で独身だった女性もたくさん幸せな結婚をしています。
40代から婚活を始める方も多い今、35歳はまだ若いのです。
この記事では、35歳の独身女性について、男性が抱いている印象や結婚相談所に入会する方の特徴、婚活を成功させるポイントを解説します。
少しでも「結婚したいな」と思っている女性は、ぜひ最後までお読みください。
35歳独身女性が婚活で「まだ若い」と言える4つの理由
婚活のプロとして、35歳の独身女性は以下の理由から「まだ若い」と言えます。
1.晩婚化が進んでいる
2.30代男性のうち35歳の女性をOKとする方は85%
3.婚活男性は女性の年齢は「39歳まで」を対象と考えている方が多い
4.結婚相談所に入会される方は自信がない方がほとんど
それぞれについて、順番に解説します。
1.晩婚化が進んでいる
日本では女性の経済力向上とともに晩婚化が進んでいます。
今では「女性は若いうちに結婚しなければならない」という固定概念もなくなり、独身女性を“行き遅れ”とみなす人も随分と減りました。
一昔前だと35歳はかなり年上という印象ですが、晩婚化が進んだ今ではその印象も大きくありません。
2.30代男性のうち35歳の女性をOKとする方は85%
関西ブライダルの男性会員様にアンケートを取ったところ、男性20名の希望年齢(34~38歳男性)のうち、35歳女性をOKとされている男性人数は17名(85%)でした。
割合で見ると80%を超えており、35歳の女性に対して年齢でNGを出すケースは少ないといえます。
とはいえ男性は特に女性の年齢を重視する傾向が高く、35歳と30歳の女性会員様がいれば、30歳の女性の方がOKされることは多いです。
男性の年齢が上がれば35歳の女性を歓迎する会員様は増えますので、悲観しすぎることはありません。
3.婚活男性は女性の年齢は「39歳まで」を対象と考えている方が多い
婚活中の男性は、女性の年齢について39歳をボーダーラインとしている方が多いです。
これは出産を考えてのことで、女性の年齢が上がると、どうしてもこの部分でNGとする方が増えます。
女性は若くても妊娠しにくい方、40代になっても出産できる方など様々です。
しかし結婚相談所では、子どもを希望される男性は女性の年齢を39歳までとする傾向があります。
39歳までの女性を希望している男性会員様が多いので、女性は33歳であっても、35歳であっても、NGが出る確率はたいして変わりません。
4.結婚相談所に入会される方は自信がない方がほとんど
30歳前後からなんとなく婚活を意識している女性は、それまでにマッチングアプリや合コン、紹介など自力でお相手探しをしていた方も多いです。
そして最後の砦として結婚相談所に来られる方が多く、35歳の女性は、自信がない方が多いように見受けます。
しかし、結婚相談所に入会されるときはみなさん自信がない状態です。
そもそも結婚相談所に入会した時に自信がある方は、ほとんどいません。
婚活を続ける中で自分の立ち位置がわかり、場数を踏むことで知識がつき、ようやく自信が出てくるのです。
繰り返しますが35歳の女性はむしろ若いくらいです。
婚活において、自信をなくす必要はまったくありません。
35歳以上で相談所に入会される女性の5つの特徴
「35歳を超えて結婚相談所に入会する女性はどんな人だろう?」と疑問を抱いている方も多いものです。
実際に35歳を超えて相談所に入会される女性を多くカウンセリングしていると、以下のような傾向がありました。
1.子どもを望んでいる
2.結婚後仕事はセーブしたいと思っている
3.落ち着く空間が欲しいと思っている
4.親を安心させたい
5.他の相談所で婚活が上手く行かなかった
それぞれについて、順番に解説します。
1.子どもを望んでいる
35歳を超えて妊娠した場合、高齢出産となります。
そのため35歳を1つの区切りとして考えている女性は多く、35歳を過ぎたあたりから結婚について焦る女性は少なくありません。
妊娠・出産できるかどうかは、人によって全く違います。
そのため心配しても仕方がない部分はありますが、「出産を考えるともう後がない!」と、自力の婚活に見切りをつけて結婚相談所に駆け込む女性は大変多いです。
2.結婚後仕事はセーブしたいと思っている
35歳を過ぎた女性は、意外と結婚後の仕事はなるべくセーブしたいという方が多いです。
今まで仕事一筋で打ち込んできたからこそ、家庭を持ったら、仕事はある程度セーブして家族優先で生活したいと考えているのかもしれません。
3.落ち着く空間が欲しいと思っている
いわゆる“バリキャリ”として20代から仕事を頑張ってきて、これからは落ち着く空間が欲しいと結婚を希望する35歳以上の女性も多いです。
30代に入って一通りの仕事を経験したからこそ、温かい家庭を築き、落ち着く空間やライフスタイルを求めているのかもしれません。
4.親を安心させたい
20代の間は娘の結婚に口を出さなかった親御さんも、30代に入ると結婚や出産について、「まだなの?」と心配する方が増えます。
親御さんが若い時は20代で結婚・出産が当たり前だったからこそ、30代でまだ独身の娘の将来を案じてしまうのでしょう。
30歳を過ぎ、親御さんから「早く孫の顔が見たい」などと急かされて婚活を意識する女性も少なくありません。
5.他の相談所で婚活が上手く行かなかった
35歳を過ぎて結婚相談所に来られる女性は、すでにほかの相談所で1度婚活を行っており、うまく行かずに新しい相談所に移るケースも多いものです。
相談所ではお相手の容姿や年齢などの条件にこだわったり自分の価値観が強すぎたりすると、スムーズには進みません。
またカウンセラーがあまりフォローしてくれない・相談に乗ってくれないという場合は、相談所を変えることで改善できる場合もあります。
結婚相談所もさまざまなスタイルがあるので、「もっと手厚くサポートしてくれる相談所が良い」と乗り換える方もいらっしゃいます。
35歳以上の女性が婚活で気を付ける5つのポイント
35歳を過ぎた女性と20代の女性とでは、婚活の進め方や成功のポイントは変わってきます。
ここでは、35歳以上の女性が婚活で気を付けたい以下の5つのポイントをご紹介します。
1.35歳から40歳の5年間は「あっという間」である
2.カウンセラーの提案も受け入れてみる
3.絶対に外せない条件は1~2個までにする
4.自分の希望と全く違うお相手を受け入れる必要はない
5.男性の年齢の希望は最大「45歳」まで広げる
1.35歳から40歳の5年間は「あっという間」である
35歳を過ぎたとたんに、40歳までの5年間があっという間に過ぎてしまいます。
「今は仕事が忙しいから……」と婚活のペースを落とさず、「この1年で結婚する!」など期限を決めて急いで行動を起こすことを提案します。
ただし、急ぐことと焦ることは違います。
焦って婚活をすると冷静な判断ができなかったりお相手ができても結婚を急ぎすぎたりと、良いことはありません。
婚活を急いでいるからといって、自分の希望と全く違う人を受け入れる必要はないのです。
ただ自分の希望条件と少し異なるお相手でも、「とりあえず会ってみよう」というフットワークの軽さを持ってみてください。
「会ってみたら意外と良い人だった」と結婚がトントン拍子に進むケースは、意外と多いのです。
2.カウンセラーの提案も受け入れてみる
結婚相談所で婚活を始めたら、カウンセラーはあなたが幸せな結婚ができるよう親身にサポートします。
時には婚活のプロとしてカウンセラーがご提案する時もありますが、この提案に乗ってくださる方は成婚がスムーズです。
反対に、カウンセラーが男性をご紹介しても「考えます」と仰るだけで、いつまでも返事がない……という方は、どうしても成婚に至りにくくなります。
結婚相談所では最初のカウンセリングでお相手に求める条件を伺い、お見合い相手をご紹介します。
時には婚活のプロとして、求める条件を満たさなくても「相性が良さそうだな」という方をご紹介する時があります。
そんな時は、「とりあえず会ってみよう」と乗ってみるのがおすすめです。
カウンセラーは婚活のプロとして多くの経験を持っており、とりあえず提案に乗ってみて損はありません。
3.絶対に外せない条件は1~2個までにする
女性の場合、結婚相手に求める条件として年齢や年収、お仕事などの条件を重視しがちです。
結婚相談所では事前にお相手の条件を絞ることができますが、外せない条件は1個、多くても2個までにとどめておくことをおすすめします。
年齢が若く高収入で容姿端麗で…など、希望条件をすべて満たす男性はほとんどいません。
もし居たとしても、その男性は多くの女性と取り合うことになり、20代や30代前半の女性がライバルとなります。
すべての条件を満たすお相手だけを探すのではなく、男性の年齢を重視するなら年収は我慢する……など、条件にこだわりすぎないこともポイントです。
4.自分の希望と全く違うお相手を受け入れる必要はない
婚活を成功させるポイントとして「カウンセラーの提案する男性にも会ってみる」「条件にこだわらない」とご紹介しましたが、自分の希望と全く違うお相手を受け入れる必要はありません。
気になる男性やカウンセラーが紹介した男性とはひとまず会ってみて、「やっぱり違う」と思ったらNGを出しても良いのです。
「もう35歳を過ぎているし、早く結婚しないと」と妥協を重ねてお相手を選ぶと、お互いが不幸になってしまいます。
5.男性の年齢の希望は最大「45歳」まで広げる
35歳以上の女性が婚活する場合、男性の年齢は許容範囲を広げることがポイントです。
35歳を過ぎると年下男性を希望する女性が増えて競争率が上がるため、年下にこだわることはあまりおすすめしません。
男性は、一般的に自分より5~6歳下の女性を好む傾向があります。
つまり女性が35歳の場合、自分より5~6個年上である40代の男性がおすすめで、MAXで45歳まで範囲を広げるのがおすすめです。
45歳の男性は落ち着きがありますし、社会的地位が高く、それに伴い年収も上がります。
頼りがいがある男性が多く、女性は収入的にも精神的にも安心することができます。
包容力がある男性との生活なら、喧嘩ばかりの生活になることもありません。
当然ですが、婚活では男性との出会いがなければ絶対に成婚はありません。
少しでも出会いを増やすためにも、年上男性も視野に入れることをおすすめします。
入会後3か月で成婚を手に入れたA子さん(35歳)のエピソード
最後に、35歳で関西ブライダルに入会され、わずか3か月後に成婚退会されたA子さんのエピソードをご紹介します。
●A子さん(35歳):会社員(事務職)入会:2023年5月
●B男さん(45歳):会社員(IT関連)
お見合い:6月
真剣交際:7月
プロポーズ:8月
A子さんは「男性の年齢は40歳まで」という希望があるものの、それ以外に男性を選ぶ基準は設けていません。
「実際に会ってみなければわからない」といろいろなタイプの男性とお見合いして交際していました。
可愛らしい女性で5人同時に交際していましたが、すべて終了してしまったところにお見合いを申し込んだのがB男さんです。
B男さんは45歳で、A子さんの希望年齢より上の方です。
しかしカウンセラーから「さわやかな男性で45歳には見えない」とおすすめのコメントがあり、お見合いへ進まれます。
実際に会うとB男さんは若々しく、交際へ発展しました。
最初のドライブデートではA子さんの希望で、帰り道にB男さんの車を運転させてもらったそうです。
A子さんは大変喜ばれ、B男さんは「帰りに運転したい!」とハンドルを奪われたことが印象的だったそうです。
B男さんのご両親はA子さんのご両親と同じ九州で、A子さんはご縁を感じます。
また終電まで話し込み、解散してB男さんの後姿を見た時に「もっと一緒にいたい」と思い、真剣交際を考えました。
その後7月に真剣交際へ発展し、8月にはプロポーズ。
35歳のA子さんはとんとん拍子に成婚退会されました。
スタッフとのエピソードについて、「いつも応援してもらったので頑張れた。初めてのお見合いで関西ブライダルのスタッフの方が付いてきてくれたのが本当に心強かった」というご評価も頂いております。
結婚相談所では、A子さんのように35歳でスピード婚される方もいらっしゃるのです。
まとめ
35歳以上で独身の女性に向けて、男性からの印象や婚活のポイントをご紹介しました。
この記事をまとめます。
●35歳以上の独身女性は手遅れではない。婚活を頑張れば十分結婚できる年齢
●35歳から40歳まではあっという間に過ぎてしまうので、婚活に集中することが大事
●男性の年齢について、年下だけでなく45歳ぐらいまで範囲を広げると出会いが増える
35歳といえば、女性なら結婚だけでなく出産のリミットを感じて焦っている方も少なくありません。
実際に40歳を過ぎると子どもを希望する男性からはNGが出やすく、今が頑張りどころといえます。
「早く結婚したい!」とお考えの方は、30代・40代でのご成婚事例も多い関西ブライダルまでぜひご相談ください。