【プロ直伝】結婚相談所で復縁はできる?流れや成功のポイントを解説
「結婚相談所で復縁はできるの?」
「過去にお見合いした方と復縁したい」
結婚相談所では毎月数人の方とお見合いし、その都度交際へ進むか判断します。
婚活を進めていくと、「何人もの方とお会いしたけれど、やっぱり以前会った〇〇さんが良い」と思い直すことも少なくありません。
結論からお伝えすると、結婚相談所で復縁を望まれる会員様はいらっしゃいます。
もちろんカウンセラーは復縁に向けて段取りを進めますが、復縁できるかどうかはお相手次第です。
この記事では復縁を希望している婚活中の方に向けて、結婚相談所における復縁の流れや復縁できる可能性、成功率を上げるポイントをご紹介します。
<目次>
結婚相談所で「復縁」はたまにある
仲人型の結婚相談所である関西ブライダルでも、会員様から復縁のお申し出を受けることはたまにあります。
「一度お見合いでお会いしてお相手がNGだったものの、半年を経てもう一度会いたい」という方や、
「以前プレ交際していた方と再度お会いしたい」という方など、
状況はさまざまですが、男性側から復縁を希望されるケースが多いです。
女性側から男性側に復縁を希望するケースもありますが、全体的に見てあまり多くはありません。
傾向としては、お見合いの時にお相手がNGだったものの「もう一度お会いしたい」と希望される会員様が多いです。
【関西ブライダルの場合】復縁から再交際までの流れ
関西ブライダルでは、会員様から復縁のお申し出があった場合、再交際まで以下の流れで進めていきます。
●前回の終了理由や履歴をカウンセラーがチェック
●復縁の依頼があったことをカウンセラーからご本人へ伝える
●お見合いまたはプレ交際を再スタート
それぞれのステップについて、1つずつ解説していきます。
前回の終了理由や履歴をカウンセラーがチェック
わかりやすく、復縁の状況について「A男さんが以前会ったB子さんと復縁を希望している」とします。
A男さんから復縁のお申し出があった時、まずカウンセラーはB子さんのお見合いや交際についての履歴をチェックします。
重視するのは交際終了やお見合いでNGとなった理由で、B子さんが不快な思いをしたなどの場合は取り次ぎません。
ただ、A男さんから復縁のお申し出があったことはB子さんへお伝えします。
復縁の依頼があったことをカウンセラーからご本人へ伝える
前回の終了理由からカウンセラーが取り次いでもOKと判断すれば、「以前お会いしたA男様から復縁のお申し出がありましたが、どうなさいますか?」とB子さんお伝えします。
A男さんがB子さんに未練をお持ちである・もう一度連絡したいなど、復縁を希望している理由もご説明します。
カウンセラーが復縁についてB子さんにお伝えした後は、B子さんの判断がすべてです。
B子さんがNGであれば復縁は失敗ですし、「もう一度会ってみます」と仰ったら、復縁に向けてカウンセラーが段取りを進めます。
お見合いまたはプレ交際を再スタート
B子さんが復縁のお申し出にOKを出した場合、その後の段取りは以下の2つのパターンがあります。
●再度お見合いから始める
●お見合いはせず、プレ交際から始める
カウンセラーは、復縁についてどちらを選択するかB子さんに確認します。
傾向としては、「お見合いはせず、プレ交際から始める」というケースが多いです。
この場合、カウンセラーからA男さん・B子さんのお互いに連絡先を伝え、プレ交際開始となります。
しかしB子さんがA男さんについて少し気になる点があるなどした場合は、再度お見合いからスタートします。
上記のように、復縁するかどうかは申し込まれた側(今回ならB子さん)が主導権を持ちます。
B子さん側がNGを出した場合は、カウンセラーが勝手に進めることはありません。
関西ブライダルの会員様でも復縁を希望されるケースはあり、半数以上の方がOKをもらっています。
傾向として、前回の交際で印象が悪くなかったらOKとなることが多いようです。
「未練たっぷりの長文メッセージを大量に送って引かれた」など、相手側が怖いと感じた場合は印象が悪く、基本的に復縁のお申し出でOKは出ません。
結婚相談所で復縁できる可能性とよくある理由について
結婚相談所での復縁は一般的な男女交際の復縁とは異なりますが、OKが出る可能性は“お相手次第”となります。
ここでは、結婚相談所における復縁の可能性と、会員様が復縁を希望される理由をご紹介します。
復縁がうまく行くかはタイミングによる
結婚相談所で「復縁したい」と思ったら、なるべく早くカウンセラーに伝えることがポイントです。
これは会員様が男性であっても女性であっても同じです。
復縁を希望しているお相手も婚活中ですから、ほかの方とお見合いしたりプレ交際したりしています。
もしお相手がプレ交際を経て真剣交際のステップに入っていれば、結婚前提にお互い1人とだけ交際している状況なので、断られる可能性が高いのです。
お相手がまだ真剣交際まで進んでいなければ、結婚前提のお相手が決まっていない状態なので復縁をOKしてくれる可能性が上がります。
復縁の理由は男女で変わりはない
結婚相談所で復縁を希望される理由は、男性・女性で大きな違いはありません。
どちらとも、「色々な人と会ってみたけれど、やっぱり〇〇さんが良いな」と思い復縁を希望される方がほとんどです。
結婚相談所では、入会して間もない時期だとお見合いの申し込みが多く、お見合いも成立しやすいです。
「良いお相手だな」と思っていても、何件もお見合いやプレ交際を組みすぎた結果あまり会えず、気づけば終了してしまうケースが少なくありません。
そして半年や1年を過ぎたころに、「もう一度あの人に会ってみたい」と復縁を考える方が現れます。
またお見合いで10人20人と会ったけれど、やっぱりもう一度、最初に会った〇〇さんに会いたい!と復縁を考える会員様もいらっしゃいます。
関西ブライダルでの復縁エピソードは最後にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【カウンセラー直伝】結婚相談所の復縁が成功するパターンやポイント
仲人として様々な会員様の復縁サポートをしていると、成功するパターンとそうでないパターンが見えてきます。
ここでは、現場を知るカウンセラーが思う成功するパターンとポイントをご紹介します。
「この方と復縁したい」という覚悟がある人は成功しやすい
復縁を成功させるためには、「この方と成婚したい」という確固たる気持ちで復縁する覚悟があるかどうかが重要です。
結婚相談所の復縁では、気持ちに迷いがある状態で進めても成功しません。
復縁の申し込みをして相手からOKが出た場合、すぐに真剣交際へと進む人が多い傾向にあります。
「成婚するならこの人」と決めている方は復縁後もスムーズに進められ、無事に成婚退会される会員様が多いのです。
復縁を考えるということは、お互い気になっていた節もあるでしょう。
上記のような方は、ほかの人とお見合いしたりプレ交際したりしたけれど、「やっぱりこの人を大事にしたい」という想いが高まり復縁を真剣に考えます。
入会当初はお相手に対する基準ができていない方も多いので、「最初に会ったあの方が良い」と思い直すケースも少なくありません。
今までお見合いを重ねたけれどピンと来る方が現れず、軽い気持ちで「復縁したい」と申し出るのは“キープ”のような感覚で、お相手にも失礼です。
もっと良い人が現れたらすぐ乗り換えるような感覚があり、仲人としてもうまく行かないイメージがあります。
そもそもそういったあいまいな気持ちでは、互いに時間を無駄に過ごしてしまいます。
復縁を上手く進めるポイント
結婚相談所で復縁を上手く進めるためには、「ご自分の気持ちが固まっていること」がポイントです。
「やっぱりあの人が良い」と覚悟しているなら、カウンセラーはしっかり後押しします。
反対に曖昧な気持ちで復縁を申し出られた時は、カウンセラーも全力では後押しできません。
覚悟が決まっていないなら、カウンセラーは「この方を基準として、良い方を一緒に探していきましょう」と別の方をお探しになるよう勧めます。
自分から相手に直接連絡するのはNG
ルールとして、会員様ご本人がお相手に直接連絡して復縁を申し出ることはNGです。
前回のお見合いやプレ交際などが終了していれば、連絡先を削除するのがルールです。
もし連絡先を削除せず勝手に復縁の申し出をされた場合、お相手が不快に思ったら相談所に報告が上がり、注意されることとなります。
結婚相談所では、復縁を希望する場合はカウンセラーに声をかけることがルールです。
復縁から成婚を勝ち取った会員様のエピソード2選
最後に、関西ブライダルの会員様で復縁から成婚退会された方のエピソードを2つご紹介します。
すぐに復縁交際へ発展して成婚したC男さん
●C男さん(38歳):商社勤務
●D子さん(36歳):一般職
4月24日お見合い→6月12日交際終了→7月12日交際復活→7月18日真剣交際→8月23日プロポーズ
商社勤務のC男さんは、入会前はマッチングアプリでずっと婚活をしていたそうです。
再婚でお子さんはおらず、「40歳までに結婚したい」と真剣度が高く、関西ブライダルのホテルパーティーに参加されました。
D子さんが入会された当初、1度お見合いをしています。
しかしC男さんは入会当初20代の女性をご希望で、D子さんは年齢的に対象外でした。
最初のお見合いでは、C男さんからD子さんへ「仕事が忙しいから」とお断りし、終了しました。
C男さんは「20代の女性にチャレンジしたい」と数名の20代女性とお会いしますが、話が合わず、「自分自身が頑張らなければ」という気持ちが負担になったそうです。
そしてD子さんの良さを強く思い、カウンセラーに相談。
D子さんもOKされ、すぐに復縁交際へ進みました。
プロポーズはマリオット都ホテルで行い、サプライズもしたそうです。
お2人は無事に成婚退会されました。
お相手の転勤がネックになるも見事復縁したF美さん
●E助さん(32歳):建築会社勤務
●F美さん(31歳):研究職医薬品メーカー(活動11か月でご成婚)
12月4日お見合い→1月に交際終了→1月末に交際復活→2月真剣交際→3月プロポーズ
E助さんは大手企業にお勤めで出張が多く、1度目のお見合い時点で年内には地方転勤が決まっていました。
F美さんはいわゆる“バリキャリ女子”で、大阪で仕事を続けたい気持ちが強い状況でした。
E助さんへの気持ちもあり悩まれるも、転勤覚悟となることがネックで女性側から終了します。
しかし担当カウンセラーや親御さんなど周りの人が「E助さんと終わるのはもったいない」といわれます。
F美さんもご自身のキャリアとの間でお気持ちが揺れたものの、結婚や出産したい気持ちを優先しようと思い直し、D助さんとの復縁を決められました。
12月に1度目のお見合いを行い翌年1月に一度終了。
そして1月末に復縁され、3月に見事プロポーズ、成婚退会となりました。
良い人に巡り合ったとしても、E助さんとF美さんのようにお相手の転勤やご自身のキャリアで悩む方は少なくありません。
キャリアと結婚どちらを選ぶかはご自身次第で、覚悟が決まれば、今回のように復縁から成婚できるケースもあります。
まとめ
結婚相談所の復縁について、その理由や流れ、成功のポイントをご紹介しました。
この記事をまとめます。
●結婚相談所の復縁は、お相手がOKなら実現できる
●復縁はあいまいな気持ちではなく、「この人と成婚したい」という覚悟が必要
●結婚相談所の復縁は担当カウンセラーに申し出る。自分から直接相手に連絡するのはNG
結婚のご縁はどう結ばれるかわかりません。一度はお断りや終了したものの、多数のお見合いやデートを経て「やっぱりあの人が良い」と思うこともあるものです。
「あの人と成婚したい」という強い想いがあるのなら、後悔が残らないようにカウンセラーに伝えてみてください。
復縁は結婚相談所ごとに段取りや細かいルールが異なります。
「いざ復縁をカウンセラーに伝えてみたところ、あまり協力的ではなかった」「もっと手厚くサポートしてくれる相談所に乗り換えたい」と思ったら、、乗り換えを検討するのも1つの手です。
乗り換えを検討しているなら、無料相談で復縁のルールや流れも聞いておくと良いでしょう。
→結婚相談所の乗り換えで失敗しないため、無料相談で必ず聞くべき5つの質問 を読んでみる
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