【女性向け】結婚後に夫の親との同居は嫌?同居を望む男性の割合と考え方について
「彼と結婚したいけれど、義実家との同居を打診されたらどうしよう…」
「婚活中の男性で、結婚後に親と同居してほしいと思っている人は多いのだろうか?」
とお悩みの女性の方へ。
核家族化が進む日本では、結婚=夫の両親と同居という流れは減っています。
しかしさまざまな事情から「結婚後は親と同居してほしい」と考える男性は一定数おり、「結婚したいけれど、できれば同居は避けたい」と悩む女性は少なくありません。
この記事では婚活中の女性に向けて、結婚後の義実家との同居についてメリットやデメリット、同居を望む男性の割合について解説します。
結婚後の義実家との同居に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
<目次>
結婚後に自分の親と同居を希望する男性の割合とその理由
関西ブライダルの男性会員様でも、結婚後に自分の親と同居してほしいと希望する方はいらっしゃいます。
その割合は年代によって変わりますが、40代中盤以降の男性に一部いらっしゃる程度で、決して多いわけではありません。
40代半ばになると、親御さんは70代以上の高齢者が増えてきます。
同居を希望する男性のほとんどは親御さんが影響しており、高齢で心配・親の世話があるなどの理由が大半です。
婚活男性が自分の親と同居を希望するケース
例えば、以下のような状況の男性は自分の親との同居を希望する傾向にあります。
ケース1 将来的に同居する予定
父が他界して高齢の母が1人暮らし。できれば将来的には一緒に住むか近くに住みたい、または施設への入居を考えている。
この場合、男性の心理は「将来的に一緒に住む可能性があるから相談させてほしい」(=今すぐ絶対に同居ではない)というスタンスです。
ケース2 将来的に同居する可能性がある
本人は次男だが長男は遠方で、将来親の面倒は自分が見なくてはと思っている。しかし長男は戻ってくる可能性もある。
この場合は男性自身が親と同居するか不明瞭な状態ですが、可能性がゼロではありません。
ケース3 最初から同居予定
最初から自分の親との同居を希望している。
さまざまな事情から、最初から親との同居を希望する男性もたまにいらっしゃいます。
お見合いの段階でご本人同士も会っていない状況だと、OKを出さない女性がほとんどです。
ケース4 期間限定で同居
1年間限定で親と同居してほしい。
高齢者施設では、「1年待ち」など年単位での待機は珍しくありません。
後に親御さんが施設への入居が決まっている場合、上記のように期間限定で同居を考えている方もいらっしゃいます。
以上のように、男性側が親との同居を希望するシチュエーションはさまざまです。
とはいえIBJの調査によると、男性が自分の家族との同居を希望する割合は2.3%(※)と少なく、親との同居を提案される確率はそう高くないでしょう。
※ IBJ 2023年度版 成婚白書
IBJではプロフィール欄に「同居」の項目がある
関西ブライダルのように結婚相談所連盟(IBJ)に加入している場合、プロフィールにはさまざまな項目があり、同居についても以下のような項目が用意されています。
自分の親との同居
・希望する
・こだわらない(要相談)
・希望しない
相手の親との同居
・構わない
・要相談
・難しい
結婚後に彼の親との同居をしたくない場合、難しい(=同居NG)という項目がありますし、決めきれない場合は要相談にチェックをすることで、お見合い前に意思表示できます。
結婚後に彼の親と同居するメリット・デメリット
結婚後は彼の親と同居、と聞くとネガティブなイメージを持つ女性が多いのではないでしょうか。
しかし彼の親御さんとの同居では、メリットもあります。
ここでは婚活のプロが考える、彼の親御さんとの同居におけるメリット・デメリットを解説します。
結婚後に彼の親と同居するメリット
・分担によって家事が楽になる
・貯金しやすい
・女性側が働きやすい
・子育てに協力してもらえる
彼の親御さんと同居すれば、炊事や洗濯といった家事を分担でき、その分楽になります。
また同居の最大のメリットと言えば家賃がかからない点で、貯金しやすくなる点は大きなメリットです。
家事がきちんと分担できれば夫婦ともに時間に余裕が生まれるので、女性も働きやすくなります。
そして義理の両親が引退している場合、子どもを気軽に見てもらうことができ、保育園探しで奔走したりワンオペ育児で苦しんだりすることもありません。
上記のように彼の親御さんと親密になりお互いを助け合うことができれば、同居によって心身共に豊かな生活が送れるでしょう。
結婚後に彼の親と同居するデメリット
・義理の親に気を使い家の中で疲れてしまう
・良い関係が築けないとストレスになる
好きで結婚した夫の親御さんでも、今までの生活環境やリズムは違います。
価値観をすり合わせたり、義理の両親に気を使ったりして生活していくことで、心身ともに疲れてしまうこともあります。
また義理のご両親と良い関係が築けなければ、同居は一気に苦痛になるものです。
この部分のイメージが強いと、女性は同居をネガティブに考えてしまいます。
結婚後に彼の親との同居にNGを出す女性は「9割以上」
結婚後に彼の親御さんとの同居を「NG」とする女性は多く、90%以上の女性が同居しないことを希望しています。
「結婚したら、まずは夫婦2人で結婚生活を送りたい」と考えている女性が大半です。
期間限定の同居であれば、OKを出す女性もいらっしゃるかもしれません。
しかし同居が必要である場合も、結婚後は親御さんの近くに2人で住み、状況を見ながら義理の親御さんと定期的に食事会をするなど段階を踏むことをおすすめします。
そもそも夫婦同士でも生活習慣が違いますから、一緒に暮らす中で価値観や習慣を合わせて生活を構築しなくてはなりません。
時には衝突したり話し合ったりする必要がある中で、親御さんも加わると、女性の精神的負担が大きくなってしまいます。
しかしながら、事情によって結婚後に男性側の親との同居を希望されるケースもあります。
そんな時の考え方について、次で解説します。
「彼と結婚したいけれど、義実家との同居は嫌…」と悩む女性へアドバイス
結婚を考えている彼から親御さんとの同居を提案された時、「別れる」「別れない」という2択で考える必要はありません。
それよりも「どうしたらお互いが幸せになれるか?」「自分自身はどうしたいのか?」に焦点を当てて考えることがポイントです。
2人で家庭を築きたい気持ちや同居に対して乗り気ではない気持ちなど、ご自分の気持ちも正直に彼に伝えて話し合うことで、お2人の答えが生み出されると思います。
「同居はしたくない」という理由だけでお別れすることはありません。
例えば、女性側から以下のように別案を出すのも1つの方法です。
・彼のご両親の近くに住む
・同居期間を決める
・将来的に同居を見据え、最初は夫婦2人で生活する
もし義理のご両親がマンションで暮らしているなら、別の階に住むのもおすすめです。
いわゆる“スープの冷めない距離”で暮らせば、ご両親に何かあればすぐ駆けつけられますし、夫婦2人の生活も守れます。
また親御さんが施設に入るまでの間、家を建てるための頭金が貯まる間、など期間を決めるのもおすすめです。
同居で不満が出てきても、「あと〇か月」と終わりの期間が決まっていれば心理的に楽になります。
今の段階で親御さんがまだ元気であれば、今すぐ同居するのではなく「将来的に」同居を見据えるというのも1つの案です。
定期的に会ったり交流したりすれば親密になるので、同居に対する抵抗感も下がるでしょう。
上記のように、結婚後すぐの完全同居以外にも方法はあります。
義実家にまつわる会員様の婚活エピソード
最後に、男性側のご両親との同居にまつわる以下2つの会員様エピソードをご紹介します。
・同居問題などで元カレと別れ婚活を始めたA子さん(30歳)
・義実家と同居していた元夫との離婚直後に婚活を始めたC美さん(39歳)
同居問題などで元カレと別れ婚活を始めたA子さん(30歳)
●A子さん(30歳):看護師
●B男さん(32歳):不動産営業
A子さんは前の彼氏からプロポーズされ、婚約まで進んでいました。
しかし結婚式のことや住む場所を話し合っているうちに徐々にズレが生じ、お別れを選びました。
ズレの1つとなったのが同居についてです。
最初は男性の実家の敷地内で暮らす(=別で家を建てる)と話していたのが、同居する流れになったそうです。
また男性は自己中心的で浮気がバレた経験もあり、「俺の言うことを聞け」というタイプで金銭感覚もA子さんと違っていました。
そのためA子さんは「結婚相手ではないな」とお別れして、関西ブライダルで婚活を始められました。
入会時に「前の彼と反対のタイプの男性を狙いたい」と仰っており、成婚したお相手がB男さんです。
いつも自分の気持ちや意見を聞いてくれるB男さんの優しさに、A子さんは惹かれます。
ドライブデートが多かったため、B男さんはA子さんが車酔いしないよう安全運転に気を付けたり酔い止めを用意したり、さらに日焼けしないよう車のカバーを用意したりするなど配慮を欠かしません。
A子さんは結果として5か月間婚活を行い、最初の方に出会った優しいB男さんと成婚に至りました。
義実家と同居していた元夫との離婚直後に婚活を始めたC美さん(39歳)
●C美さん(39歳):メーカー関連勤務・離婚歴あり・小さいお子様連れ
●D助さん(44歳):公務員・離婚歴あり・お子様なし
C美さんは元旦那さんの親と同居していましたが、元旦那さんは親の味方となりC美さんの意見に聞く耳を持たず、C美さんの肩を持ちません。
夫婦間での信頼回復・修復ができず、C美さんは「所詮他人だと思った」という過去があります。
元旦那さんは優しい人でしたが、義母は気が強いタイプで口出しすることが多かったそうです。
元旦那さんは義母の口出しをそのまま受け止める、いわゆる“マザコン気質”なところがありました。
C美さんはお子さんが1人いますが、「子どもが小さいうちに再婚したい」と急いでおられました。
離婚調停中に関西ブライダルにお越しになり、離婚成立直後に活動を開始されます。
活動直後は同年代の男性を探していたこともあり、なかなかお見合いが成立しません。
スタッフがお相手の年齢の幅を広げることをアドバイスして45歳まで対象とした結果、出会ったのがD助さんです。
D助さんと出会った後はとんとん拍子に話が進み、交際3か月で成婚退会されました。
ちなみに申し込んだのはC美さんからです。
お子様がいる女性の場合、男性からのアプローチは多くありません。
そのため、女性側から積極的に申し込むスタンスが重要です。
D助さんはまだ小学校低学年のC美さんのお子さんを気にかけ、初回のデートからお子様と一緒にお会いする提案をしています。
テーマパーク以外でも日ごろから「1日一緒にいて楽しかったね」と声をかけ、どこに出かけるにもC美さんやお子さんの好みを優先するB男さんの姿勢にC美さんは惹かれます。
2回目のデートでは以前の離婚理由を伝え、自分の両親はまだまだ元気で何かあれば近くに兄夫婦がおり、同居の可能性がないことを伝えました。
同居について、スタッフにいつ伝えるかのタイミングも相談できます。
相手側の同居についても、担当スタッフを通して確認可能です。
まとめ
結婚後に男性側の親御さんとの同居について悩んでいる方に向けて、メリットやデメリット、アドバイスをご紹介しました。
この記事をまとめます。
・男性が自分の親との同居を希望するケースはあるが、割合としては低い
・男性側の親と同居すれば、家賃がかからない、子どもを預けられるといったメリットがある
・結婚後は親と同居したいと男性に言われて抵抗感があれば、折衷案を提案してみる
女性としては、結婚を考えている男性から親との同居を提案されると「どうしよう…」と悩んでしまうものです。
相手の親御さんと性格や考え方が合わなければ、同居は大きなストレスになりかねません。
しかし、同居だけが理由で泣く泣く好きな男性と別れてしまうのももったいないものです。
記事内でご紹介したように、女性は自分の考えを伝えたり親御さんの近くに住むなどの案を出したりして、2人が幸せになれる形を一緒に探すことで道が開ける可能性があります。
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