【仲人直伝】結婚相手の決め方がわからない!チェックポイントと注意点
「結婚相手の決め方がわからない……」
「結婚を考える相手ができたけれど、このまま進んで後悔しないか不安」
とお悩みの方へ。
「結婚相手を見つけたい!」と婚活に励みついにお相手が現れたものの、いざ結婚を決めるかどうかの段階になると、「このまま結婚に進んで良いのかな?」と悩む方は少なくありません。
「ビビッと来るものがないけれど、本当に今の相手と結婚して良いのかな?」と不安になった時、ぜひ確認していただきたいチェックポイントがあります。
それは自分との相性や相手の内面、感覚といった数値化できない部分であり、年収や身長といった条件ではありません。
この記事では結婚相手の決め方について、仲人としてぜひチェックしていただきたいポイントをご紹介します。
結婚相手の決め方でお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
<目次>
結婚相手の決め手で外せない8つのポイントと男女別ポイント
男性女性問わず、結婚相手の決め手として以下の8つのポイントはチェックしておくことをおすすめします。
①食の好み
②金銭感覚
③笑いのポイント
④愚痴っぽくないか
⑤トラブルがあっても一緒に解決方法を見つけられるか
⑥気を使わず楽に過ごせる相手か
⑦長く一緒に生活することがイメージできるか
⑧「結婚するならこの人でなければならない!」と思えるか
男女別のチェック項目もご紹介していきます。
①食の好み
これから一緒に生活する相手として、食の好みは大事なポイントです。
食の好みは育った環境や地域などさまざまな影響を受けて作られるので、結婚したからといって簡単には変わりません。
食の好みが合わない人と生活すると、常にどちらかが合わせる食生活となり、不満が溜まりやすくなります。
真剣交際の段階で一緒にいろいろなものを食べて、食の好みを確認しておきましょう。
②金銭感覚
最近では夫婦別財布という方も増えていますが、やはり金銭感覚が近いかどうかは大事です。
関西ブライダルの会員様でも、真剣交際に進もうとする中で男性の食費が月に1.3万円と倹約思考であることがわかり、「金銭感覚が違いすぎる」と終了した女性がいらっしゃいます。
どちらがよい・悪いということではなく、自分と感覚が合うのか合わないのか、という視点です。
金銭感覚の違いは価値観の違いでもあるので、感覚が違うと思ったら終了するのも賢い判断です。
金銭感覚は、以下のような状況でチェックできます。
●外食する時、値段の高いお店を好むのか、ファミレスやリーズナブルなお店を好むのか
●ファッションについて、ブランド好きなのか全く無頓着なのか
●家具を選ぶ際、高級家具を好むのかIKEAやニトリといった大衆的な家具を好むのか
節約という面でも、水の出しっぱなしや電気の付けっぱなしなど、小さいことが結婚後の生活に影響するものです。
相手の良い所を探しながらも、自分と感覚が近い人かどうかはしっかりチェックしておきましょう。
③笑いのポイント
いわゆる“笑いのツボ”と言われる笑いのポイントは、一緒にテレビや映画を見ている時にチェックできます。
同じタイミングで笑ったり面白いと思ったりするのなら、笑いのポイントが似ていると判断できるでしょう。
また自分の話で笑ってくれるか、相手の話で笑えるかも1つのポイントです。
相手の話したことすべてが面白いと感じる必要はありませんが、相手が面白く話しているのに全く笑えないことが多いのなら、笑いのポイントが違うのかもしれません。
④愚痴っぽくないか
一緒に生活する相手が愚痴ばかりだと、自分のメンタルも下がってしまいます。
何かのトラブル時や不当な扱いを受けたなど一時的な愚痴なら誰しもありますが、いつも愚痴っぽい相手なら注意が必要です。
最初は「好きな人の愚痴だから大丈夫」と思っていても、毎日聞いていると疲れてしまいます。
仕事で疲れて帰宅した時に相手がネガティブであれば、余計に疲れてしまうでしょう。
⑤トラブルがあっても一緒に解決方法を見つけられるか
デート中にトラブルが起きた時、相手がどのような反応を取るか見ることも重要です。
長い人生においてトラブルが何もない人はいませんから、その障害やトラブルにどう向き合うかチェックしておきましょう。
トラブルに対して感情的に怒ったり取り乱したりする人なのか、冷静になり一緒に解決方法を見つける人なのかで、結婚生活の幸せ度は大きく変わります。
「人生の荒波もこの人となら乗り越えていける」と信じられる相手か、結婚前にじっくり考えることをおすすめします。
⑥気を使わず楽に過ごせる相手か
恋愛中のドキドキは、残念ながら長続きしません。
一緒に過ごして気を使わないか、自分が楽であるかどうかは結婚相手として重要なポイントです。
交際中に自分が素で居られる相手かどうか、チェックしておきましょう。
⑦長く一緒に生活することがイメージできるか
「この人と結婚して良いのかな?」と決め方に悩んだ時は、一緒に歳をとっていける相手かどうか、長く一緒に生活するイメージができるかどうかを考えてみましょう。
「一緒に生活するイメージができない」と感じたら、あなたが無意識のうちに結婚相手としてふさわしくないと思っているかもしれません。
ビビっと来る感覚がなくても将来を思い描けるなら、心のどこかで結婚相手として“アリ”だと判断している可能性があります。
⑧「結婚するならこの人でなければならない!」と思えるか
結婚相手としてのチェックポイントを紹介してきましたが、一番大事なのは「この人と結婚したい」と思う気持ちがあるかどうかです。
紹介した項目すべてがOKとならなくても、「この人が良い」と思える相手ならご縁があると考えられます。
前述した7つの項目をクリアしているのに心から「この人と結婚したい」と思えないのなら、ご縁がないのかもしれません。
【女性向け】男性を選ぶときにチェックしたいポイント
「この男性と結婚して良いのかな」と思ったとき、以下のポイントをチェックしてみてください。
●思いやりがあるか
●男性が自分の母親を大事にしているか
●悲しい時も明るく笑顔で支えてくれるか
●男性の経済面が下がっても支えられるか
男性でたまにあるケースが、付き合うまでは丁寧な対応だったのに、その後は雑になってしまうというものです。
真剣交際前後でやさしさに変化があると、女性としてはガッカリしてしまいますね。
よく言われるのは、「男性が自分の母親に取る態度は奥さんに取る態度と同じ」というものです。
100%当てはまるわけではないですが、結婚相談所のベテラン仲人の立場で言わせていただくと、1つの傾向はあると感じています。
そのため女性は、男性が自分の親兄弟を大事にしているか観察してみましょう。
思いやりの心は見えにくいものですが、彼女である自分以外に、年配の方や小さな子供にも手を差し伸べているかは1つの物差しとなります。
そして交際している男性が職を失ったとき、相手を支えられるかも考えてみてください。
コロナ禍で実際に職を失った方もいるかもしれません。
そんな経済的ピンチに陥った時、「私が働いてこの男性を支えたい」と自然に思えるかどうか考えてみましょう。
【男性向け】女性を選ぶときにチェックしたいポイント
「この女性と結婚して良いのかな」と思ったとき、以下のポイントをチェックしてみてください。
●男性に多くを求める傾向がないか
●物事を前向きに考えられるか
傾向として女性にありがちなのが、男性にだけ多くを求めてしまうケースです。
結婚は相手あってのものですから、男性が女性を愛するだけでなく、双方向の愛情が必要です。
愛されるためには自分からも愛する、という考え方を相手が持っているか確認してみましょう。
例えばドライブデートで男性が運転している時、良いタイミングでコーヒーを差し入れてくれるなど、生活での配慮がある女性なら結婚生活も向いています。
「自分を支えてくれる奥さんが良いな」と思っている方は、このような点もチェックしましょう。
また仕事で疲れて帰宅したとき、あれこれと愚痴を言う奥さんだと疲れてしまいます。
自分で自分の気持ちをコントロールできる女性なら、物事を前向きに考えられるでしょう。
男女別でご紹介しましたが、この内容は基本的に両方に当てはまります。
ぜひどちらもチェックしてくださいね。
結婚相手の決め方としてさまざまな項目を挙げましたが、この中には学歴や年収といった条件の要素はありません。
つまり、条件だけでなく、上記のようなお相手の内面や自分との相性といった視点も大変重要なのです。
結婚相手を決めるときに注意したいこと
結婚相手を決めるときのチェック項目については先ほどご紹介しましたが、ここでは以下の注意点について解説します。
●相手の良いところばかり見ていないか
●外見や条件だけで判断していないか
相手の良いところばかり見ていないか
特に交際を始めたばかりのころは、相手の良いところばかりに目が行きます。
これは良いことですが、時間が経ってから相手の短所を見てしまい、そのギャップで気持ちが冷める方も多いので注意が必要です。
例えば関西ブライダルでは、ルックスが良くスマートなエスコートができる男性で好きになったのに、後から運転が下手でオドオドしている姿を見て幻滅してしまい、交際終了した女性会員様がいらっしゃいます。
どんな人でも良い所・悪い所がありますから、悪い所もしっかり見て、受け入れられるか考えましょう。
外見や条件だけで判断していないか
婚活ではお相手の外見・条件で判断しがちですが、内面をしっかり確認せずに結婚を決めてしまい、失敗する方は多いものです。
婚活中はついお相手の条件ばかりに目が行きがちで、年収や勤務先、年齢やルックスで判断してしまいます。
しかし結婚相手となると毎日一緒に生活する相手ですから、条件が良いからといって幸せな家庭を築いていけるとは限りません。
前述したように、結婚相手を決めるときは、相手の内面や自分との相性のチェックも忘れてはいけません。
「結婚相手の決め手に欠ける…」と悩んでいる方へ仲人からのアドバイス
「今のお相手と結婚するべきかどうしても決められない」という方は少なくありません。
そんな時、関西ブライダルでは以下のようなアドバイスを送っています。
●まずは心の”モヤモヤ”を吐き出そう!
●他に気になるお相手がいればお見合いを申し込んでみる
●今のお相手を大事にしながら決めることが大事
それぞれについて、順番に解説します。
まずは心の”モヤモヤ”を吐き出そう!
結婚相手が決まらない!とモヤモヤしているなら、まずはその“モヤモヤ”を吐き出しましょう。
相談所に入会している場合はカウンセラーに伝えるのも良いですし、そうでない場合は紙に書きだすのもおすすめです。
この“モヤモヤ”を吐き出すと悩みの本質に気づきやすくなり、自分がどうしたいかを冷静に考えることができます。
他に気になるお相手がいればお見合いを申し込んでみる
結婚相談所で婚活中で「この人と結婚して良いのかな」と悩んでいるなら、他に気になっている方にお見合いを申し込んでみましょう。
気になるお相手としっかり比較することで、ズルズルと引き延ばさずに判断できます。
上記のようなやり方は複数の方と同時にお見合いや交際を進められる結婚相談所ならではです。
複数の気になるお相手がいる方はぜひ試してみてください。
今のお相手を大事にしながら決めることが大事
結婚相手の決め手に悩んだ時、相談所なら結論を出す前にほかの方とお見合いしても問題ありません。
しかし今のお相手を大事にしながら検討する、という姿勢を忘れないようにしてください。
今のお相手のように、結婚のお話まで進められる方がこの先現れるとは限りません。
別のお相手を探すとしても、何年先に出会えるかもしれません。
結婚相手は長い人生の中で多くて3人程度といわれていますから、今結婚の候補に上がっている相手を大事にしながら判断してください。
関西ブライダルにおける成婚事例3選
最後に、関西ブライダルの会員様で慎重派だった方や当初の希望条件と合致しない方同士で成婚したエピソードをご紹介します。
バツイチで慎重なA男さんが結婚相手にB子さんに決めた理由
●A男さん(40歳):会社員(上場企業の企画職:年収900万円)・大学院卒・離婚歴あり
●B子さん(38歳):大学卒・国家公務員・初婚
A男さんは離婚のご経験も影響して、かなり慎重派の会員様でした。
入会の時点でも慎重で、入会するかどうかかなり悩んでいらっしゃいました。
A男さんは、容姿端麗で国立大学の大学院卒・大手企業勤務と条件も大変良い男性です。
離婚歴はありますが、お子さんはいらっしゃいません。
コロナ禍で30~40分で終わるオンラインお見合いが主流だったこともあり、活動期間1年7か月に対してお見合いが48件と多めです。
交際は22件、うち真剣交際に発展したのは2件でした。
爽やかなルックスで女性会員様の反応も良く、お見合いを申し込んでOKをもらうケースも多々ありました。
結婚相談所では気になる方にお見合いを申し込みますが、かならず返事があるとは限らないのです。
A男さんは女性の年齢について30代前半、できれば20代がご希望でした。
ご希望の年代の女性からお見合いのOKは出るものの、お見合い後の交際はお断りされることが続き、なかなか希望条件では成立しませんでした。
A男さんは実際に活動されてみて、条件が現実的に厳しいということをご理解されたようです。
A男さんもB子さんももともと関西出身で、愛知県に転勤している会員様です。
B子さんはA男さんの交際開始から3か月ほどで真剣交際を希望されるも、A男さんはB子さんの容姿が好みでなく、「他の女性とももう少し会ってみたい」となかなか真剣交際に進めません。
またA男さんはB子さんのご家族や友達の雰囲気・イメージが自分に合うかも気にされていました。
前妻のご家族や友達がA男さんの育ってきた環境と違い、自分とは合わないことを感じておられたことから、その点を懸念していたようです。
A男さんはネガティブ思考気味でしたが、B子さんと一緒にいると元気になると感じ、「こういう奥さんだったら良いだろうな」とも思っていたそうです。
B子さんは海外に行くようなお仕事をされており、A男さんは交際当初から「自分にない物を持つ賢い女性だ」と感じていました。
結果としてプレ交際6か月、真剣交際1か月で無事に成婚されました。
真剣交際の期間は短く、A男さんも決断した後はスムーズに結婚を決められたようです。
希望条件に合致しない方同士で幸せに成婚したC美さんとD助さん
●C美さん:36歳
●D助さん:38歳
D助さんはお相手女性の年齢や外見を重視する方で、年下女性をご希望でした。
D助さんは年下でかわいい女性を希望して婚活をスタートしますが、この状況はライバルが多くほかの男性と比較されやすいため、簡単には成功しません。
最終的に、同年代のC美さんと成婚されました。
もちろん消去法や諦めではなく、C美さんが良いと思って成婚されています。
20代や30代前半といった若い女性を希望する男性は多く、その分競争率も高いです。
ここでこだわり続けると自分の年齢が上がりさらに苦戦するので、婚活をなかなか卒業できない……という方もいらっしゃいます。
100回のお見合いを経て婚活開始時点の希望とは違う男性を結婚したE子さん
●E子さん:34歳
E子さんは、身長の175㎝以上の爽やかな男性を希望されており、婚活開始から100回ほどお見合いをしました。
しかし結果として婚活開始時点の希望とは異なる、身長168㎝の同い年の男性とご縁があり、幸せに成婚退会しています。
会員様の3つのエピソードでは婚活開始時点での外見や条件には合致していませんでしたが、お相手の内面をみて「この人と結婚したい」と強く感じられて、成婚されています。
まとめ
結婚相手の決め方について、重要なポイントや注意点をご紹介しました。
この記事をまとめます。
●結婚相手の決め手は条件ではなく、内面や自分の相性が重要である
●今のお相手との結婚に悩んでいる時は、その方を大事にしながらほかにも目を向けてみる
●悩んだ時は心のモヤモヤを紙に書きだし、そのモヤモヤにしっかり向き合う
いざ結婚に向けて具体的に話が進んでいくと、「この人と結婚していいのかな?」と不安になってしまうものです。
その結婚が正解か不正解かは本人にしかわかりませんから、今回ご紹介した項目を含め、冷静に考えてください。
もう一度婚活をやり直したい、自分の悩みを親身に聞いてくれるカウンセラーが欲しいと思ったら、手厚いサポートに自信がある関西ブライダルまでご相談ください。
プロのカウンセラーがとことんお世話をするので、安心して婚活を進めていただけます。
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