【仲人解説】マッチングアプリと結婚相談所の違いとは?併用や向いている人について


【仲人解説】マッチングアプリと結婚相談所の違いとは?併用や向いている人について

「マッチングアプリと結婚相談所の違いを知りたい」
「自分はマッチングアプリと結婚相談所のどちらが向いているかわからない」

 

という方へ。

 

スマホ1つで手軽に始められるマッチングアプリの人気が高まっています。

 

マッチングアプリといえば、Pairs(ペアーズ)With(ウィズ)tapple(タップル)などが人気で、数百人~数万人の方が登録しています。

 

最近では、マッチングアプリで出会った人と結婚するケースも増えています。

 

そのため「アプリで婚活ができる!」というイメージが強まっていますが、恋愛目的でマッチングアプリを利用している方も多数いるため、登録している方が結婚願望を持つ人ばかりとは限りません。

 

この記事では、マッチングアプリと結婚相談所の違いについて現役の仲人が解説します。

 

それぞれの特徴や向いている人をご紹介しますので、婚活に悩んでいる方はぜひ参考になさってください。

【仲人が解説】結婚相談所とアプリの違いは?どちらを選ぶべき?

 

【仲人解説】マッチングアプリと結婚相談所の違いとは?併用や向いている人について

 

マッチングアプリと結婚相談所について、主な違いや特徴、おすすめの方についてご紹介します。

 

結婚相談所とマッチングアプリの違い一覧

 

  結婚相談所
関西ブライダルの場合
マッチングアプリ
結婚への本気度 高い 低い
プロによる写真撮影 ×
自分で用意する
プロフィール作成サポート ×
自分で用意する
相手プロフィールの信用性 ×
行政が発行する独身を証明する書類の提出 ×
源泉徴収票などの収入証明書類の提出
×
スタッフのサポート ×
お相手の紹介 ×
自分で探す
交際中のフォロー
プロが相談にのる
×
自力で対応する
交際相手への意思確認
プロがサポートする
×
自力で対応する
プロポーズのサポート ×
結婚までにかかる時間 1年前後(平均)
退会するタイミング 婚約時 2人のタイミング
成婚退会率 53% 10人に1人程度
登録会員 数万人 数万人~数百万人
費用 高い 安い

マッチングアプリと結婚相談所の一番の違いは、結婚に対する本気度です。

 

また、活動の進め方における違いは、プロによるサポートの有無です。
スポーツジムでいうと24時間のセルフジムとパーソナルジムのようなものです。

 

マッチングアプリは費用が安く、自分の思うように進められます。
お見合いや交際に関するルールもなく、自分のペースでメッセージをやり取りして、気になる相手と自由に会ったり交際したりできます。

 

マッチングアプリはその気軽さから、結婚を考えていない方も少なくありません。
結婚目的ではなく、恋愛したい・お友達が欲しいといった軽い気持ちで使っている方も多いものです。

 

結婚相談所は男性・女性両方に入会金などの費用が発生します。
その分結婚を真剣に考えている人が集まっており、会員様は結婚を目指して婚活を進めていきます。

 

マッチングアプリと結婚相談所の特徴について、次で順番に解説していきます。

 

結婚相談所の特徴

 

結婚相談所は、結婚に向けてプロがフォローしながら進めていく点が大きな特徴です。

 

プロフィール作成や写真作成、お見合いを申し込むお相手選びといったステップがあり、カウンセラーと相談しながら進めます。

 

また独身証明書や源泉徴収票などの収入証明といった証明書類の提出が必須であるため、既婚者が独身と偽っていたり、職業を詐称していたりといった心配がありません。

 

さらにお相手の年収や家族構成といった情報も事前にわかるので、安心して婚活を進めることができます。

 

交際中に「デートにどのような服で行けばいいかわからない」「相手の気持ちを知りたい」といったことをカウンセラーに気軽に相談できるので、1人で悩むこともありません。

 

成婚退会については、プロポーズを受け入れ婚約が成立したタイミングで行います。
結婚相談所では、退会時に成婚料として費用を支払うケースが一般的です。

 

結婚相談所はお見合いの日時や場所、さらにはお相手への申し込みもカウンセラーが行うので、ご本人がやり取りする必要がありません。

 

結婚相談所が向いている人

 

結婚相談所は、以下のような方に向いています。

 

●効率的に結婚相手を探したい
●結婚を考えている相手とだけ会いたい
●婚活を1人で進めるのが苦手で、サポートしてほしい人
●相手の収入や職業、家族構成を知ったうえで婚活を進めたい

 

結婚相談所は結婚をゴールととらえて短期集中的に婚活を進めるので、マッチングアプリよりも効率的に婚活ができます。
カウンセラーがつくので、手厚いサポートが欲しい方におすすめです。

 

たとえばマッチングアプリでは、自分で相手を見つけてメッセージのやり取りを進め、会う段取りもすべて自分で行わなければなりません。

 

しかし結婚相談所なら、お見合いの申し込みや日時・場所のセッティングもすべてカウンセラーが行います。

 

身元が証明されているので、いざ交際してみたら既婚者だったというトラブルや、交際後に相手に結婚願望がないことがわかった、というリスクもありません。

 

サポートが充実している一方で、真剣交際前のお泊りデートがNGだったり、真剣交際期間の目安が決まっていたりといったルールもあります。

 

まだ結婚を考えていない、自分の思うように進めたいという方は、マッチングアプリの方が向いているでしょう。

 

マッチングアプリの特徴

 

マッチングアプリは、その手軽さから気軽に始められる点が特徴です。

 

マッチングアプリは女性側の費用が無料であるサービスが多く、特に女性は気軽に始められます。

 

男性側は有料であるケースが多いですが、3か月プランで1万円以下といった続けやすい金額が一般的です。

 

マッチングアプリが向いている人

 

マッチングアプリは、以下のような方に向いています。

 

●気軽な出会いを求めている人
●結婚よりもまずは恋愛を楽しみたい人
●恋愛経験が豊富でサポートの必要性を感じない

 

マッチングアプリは「とりあえず友達がほしい」「まずは恋愛をしたい」といった気軽な出会いを求めている方が多く、出会いにコストを掛けたくない方に向いています。

 

マッチングアプリは誰でも自由に登録できるので、結婚願望がない方も少なくありません。

 

結婚相談所のように証明書の提出もないため、既婚者が遊び目的で登録していたり、勧誘目的だったりするケースも多く、注意が必要です。

 

またメッセージのやり取りや会う約束も自分で行うので、「やり取りが面倒」と感じる方には向いていません。

 

恋愛経験が豊富な方や、ルールにとらわれずに自分の好きなペースでお相手を探したいという方には、マッチングアプリがおすすめです。

 

結婚相談所とマッチングアプリの併用もOK

 

結婚相談所に入会した後も、基本的にマッチングアプリとの併用は問題ありません。
マッチングアプリをはじめ、複数のツールを使うことでより出会いが広がります。

 

どこで良いご縁があるかわかりませんから、お相手探しの1つとしてアプリを利用しておくのもいいでしょう。

 

ただ結婚相談所でも定期的にお見合いを申し込んでいるなら、もしマッチングアプリで出会った方と会う場合、スケジュールが被らないようにだけ注意が必要です。

 

婚活をスタートさせたら、平日はお仕事、休日はお見合いやデートとスケジュールが埋まっていきます。

 

忙しくなりすぎると疲れてしまうので、その時はどちらかをお休みするなど調整しましょう。

 

アプリから相談所に切り替えて成婚された会員様エピソード

 

【仲人解説】マッチングアプリと結婚相談所の違いとは?併用や向いている人について

 

最後に、マッチングアプリから関西ブライダルへ切り替えて成婚退会された方のエピソードを2つご紹介します。

 

アプリでは交際に至らなかった大手ゼネコン勤務のA男さん(30歳)

 

●A男さん(30歳):大学卒・大手ゼネコン勤務・2020年7月ご入会・8月にお見合い後11月に成婚退会
●B美さん(30歳):短大卒・福祉関係

 

マッチングアプリ歴1年だったA男さんは、メッセージのやり取りから会う所までは進んだものの、2回目以降が続かず交際には進展しなかったそうです。

 

そこで上司の方が関西ブライダルをご紹介いただき、入会となりました。

 

A男さんは実際に結婚相談所で活動してみて、出会う女性の結婚に対する真剣度がマッチングアプリと違って高いと感じたそうです。

 

結婚相談所は女性にも同額の費用が発生するので、男性・女性両方とも結婚への意識が高いのも特徴です。

 

関西ブライダルで知り合ったのがB美さんです。担当者の紹介で、A男さんとB美さんは入会時期も一緒でした。

 

2020年8月にお見合いで知り合ったお2人は8、9月と真剣交際になり、11月に見事成婚退会されました。

 

A男さんは、正直結婚相談所での活動についてあまり期待していなかったそうです。

 

A男さん自身が恋愛経験がないこともあり自信がなかったそうですが、担当者を通じてB美さんの気持ちが前向きであることも確認でき、自信を持って前向きに婚活を進められたと喜びの声をいただいています。

 

「アプリで時間を無駄にした」と後悔を経験したC子さん(34歳)

 

●C子さん(34歳):専門卒・事務職・2020年1月にご入会・5月に成婚退会
●D男さん(34歳):大学卒・営業職

 

C子さんはマッチングアプリを始めるもうまく行かず、関西ブライダル主催の婚活パーティーに参加されたことをきっかけに、結婚相談所での婚活を開始しました。

 

婚活パーティーで良い男性と出会うも、お互いに結婚に本気にはなれず、関係は進展しません。

 

アプリでは交際まで進んだ男性が数名いたものの、虚偽の情報が多く、さらに後になって気づくケースが多かったそうです。

 

また育った環境や価値観に違和感を抱いてお別れすることも多く、「貴重な時間を無駄に過ごしてしまった」ととても後悔されていました。

 

しかし、関西ブライダルで夫となるD男さんに出会います。

 

お互いにドライブが好きで、2回目のデートは天橋立へドライブデートへ行き距離が縮まったそうです。

 

有馬温泉やドライブの途中でその土地のものを食べるなど、楽しいデートを重ねています。

 

C子さんは2021年の2月に10回目のお見合いを行い真剣交際へ発展。
5月に無事に成婚退会されました。

 

上記の会員様のように、マッチングアプリでは結婚を真剣に考えていない人やプロフィールで嘘をつくケースもあり、結婚を真剣に考えている人にはあまり向いていません。

 

結婚相談所へ切り替えることで、より効率的に婚活を進められます。

 

まとめ

 

マッチングアプリと結婚相談所の違いについて、それぞれの特徴やおすすめの人をご紹介しました。この記事をまとめます。

 

●結婚相談所は結婚に真剣な人に向いており、アプリは気軽な出会いが欲しい方におすすめ
●効率よく婚活したい!結婚願望のある人しか出会いたくないなら結婚相談所が向いている
●結婚相談所に登録した後もマッチングアプリを併用してOK

 

少子高齢化や晩婚化などで、うまく婚活が進まない方も増えています。

 

「早く結婚したい」「アプリで婚活を頑張ってみたけれど、どうしてもうまくいかない」という方は、ぜひ結婚相談所も検討してみてください。

 

関西ブライダルはお世話型の結婚相談所として、出会いやデート・プロポーズまでをとことんお世話します。

 

「1年以内に結婚したい!」という方は、ぜひ無料相談予約からご相談ください。

 

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