シングルマザーの婚活は厳しい?年齢別子どもの関わり方と男性からの需要を解説
「シングルマザーの婚活は厳しいのかな?」
「再婚願望はあるけれど、やっぱり子どもへの影響が気になる…」
とお悩みの方へ。
シングルマザーとして女手1つで子育てや仕事に奮闘している方の中には、再婚を希望する方もいます。
しかしシングルマザーの婚活は子どもへの配慮も必要で心配や不安から婚活へ踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
今回はシングルマザーの婚活について、男性からの印象や婚活に関する悩み、お子さまとの関わりについて解説します。
現在シングルマザーで再婚をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
<目次>
シングルマザーの婚活は厳しい?50代以上の男性からは歓迎傾向
シングルマザーは子育て中で制限が多く、婚活は厳しいといわれがちです。
結婚相談所でもシングルマザーの会員様が活動されていますが、男性からのアプローチは少ない傾向にあるので、女性側から積極的に行動することをアドバイスしています。
シングルマザーの場合はその方の年齢にもよりますが、30代~40代の場合、同世代の男性だとスムーズにマッチングしないかもしれません。
しかし、年齢や体力面で子育てが難しくなる50代以上の男性になると印象が変わります。
男性の場合50代を超えても子どもを望めることもありますが、もし自分の子どもを持てたとしても、子どもが成人する頃には定年退職しています。
経済面でも健康面でも不安が募ることもあり、ある程度成長したお子さんがいるシングルマザーが歓迎されるケースもあるのです。
上記のような男性なら、再婚後もお子さんを大事にしてくれて、より幸せな結婚生活が送れるでしょう。
子どもを望めない年齢の男性は「養子縁組」を望む人もいる
「子どもが欲しい」と思っている50代以上の男性は、年齢的に妊娠・出産が可能な30代の女性を希望する方が多いです。
しかし30代の女性は同年代の男性を希望するケースが多く、マッチングしないことから現実的な成婚は簡単ではありません。
そこで子どもを望む男性は、シングルマザーと結婚することで養子縁組によって子どもを持つことができます。
そのため、50代以上の男性になるとシングルマザーを歓迎する方も多いのです。
例えば代々続いた財産を所有していたり、お墓を継いでほしいと考えたりする男性は一定数いらっしゃいます。
年齢的に自分の子どもが難しい場合、結婚と養子縁組が同時にできるシングルマザーとの結婚を考えるのです。
自分の子どもを望む男性は出産経験がある女性を選ぶことがある
「どうしても自分の子どもが欲しい」と望む年齢が高めの男性会員様の場合、出産経験がある女性、つまりシングルマザーを選ばれるケースもあります。
この場合、男性が希望する女性の年齢上限は40代半ばまで上がるのです。
出産経験のない女性の場合、40代での妊娠は難易度が上がります。
しかし出産経験のある40代の女性の場合、比較的妊娠しやすいのです。
上記のような男性会員様のニーズは、結婚相談所も把握しています。カウンセラーがお2人の相性が良さそうだ、と判断すればシングルマザーの女性会員様を紹介するケースもあります。
シングルマザーが婚活で不安に思う3つのポイントと対策
シングルマザーが婚活を考える時、不安に思うポイントは主に以下の3つです。
①子どもへの心配
②婚活の時間をどれだけ確保できるか
③費用を工面できるか
それぞれについて、順番に解説します。
①シングルマザーは子どもへの心配が1番多い
シングルマザーが婚活で不安を抱くことといえば、やはり子どもに関することです。
子どもに婚活を理解してもらえるか?反抗したり反対されたりしないか?と悶々と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
年齢によりますが、元夫であるお父さんとの関係が良好だったり慕っていたりする子は再婚に反対しがちです。
母親には言わないものの、「もう1度お父さんとお母さんが結婚してくれないかな」と思っている子もいます。
シングルマザーの再婚については、自分の幸せと子どものことは切り離すことがポイントです。
再婚は母親であるあなた自身が幸せになる手段であり、悪いことではありません。
子どもが成長すればいつか親元を巣立ちますから、自分の幸せを考えて再婚を目指すのです。
まず婚活を始めたことは、不用意な刺激を避けるためにも、お子さんに内緒で問題ありません。
子どもに打ち明けるベストなタイミングは、成婚直前です。
このタイミングだと再婚相手が決まっているので、その男性を説明でき、子どももイメージしやすくなります。
子どもへの再婚の伝え方については、結婚相談所のスタッフなら親身に相談に乗ってくれるのでぜひ相談してみてください。
また婚活や再婚については、お子さんの年齢によってベストな対応が変わります。
後ほどお子さんの年代別で関わり方を解説しますので、ぜひご参照ください。
②婚活の時間をどれだけ確保できるか
シングルマザーは仕事に子育てに毎日忙しく、婚活に割ける時間が多くありません。
またお見合いやデートの時、お子さんの預け先に悩む方も多いでしょう。
可能なら、ご実家に預けるのがベストです。
それが難しければ、コロナ禍でスタンダードとなったオンラインお見合いなどの方法もあります。
お子さんが小学校低学年など小さい場合は、子どもと一緒にデートに行ければベストです。
ランチやカフェなど、昼間に利用できる時間帯で調整すれば3人でのお出かけもできます。
シングルマザーになると時間に制約がかかり大変ではありますが、皆さまなんとかやりくりして婚活を頑張っておられます。
③費用を工面できるか
結婚相談所は入会費などである程度まとまった費用が必要で、ここで悩んでいるシングルマザーも多くいらっしゃいます。
関西ブライダルならカードでの分割にも対応しており、支払い方法を工夫するなどの方法があります。
また結婚相談所で成婚が決まれば、成婚料が必要です。
結婚相談所で活動している男性は生活力のある方が多く、女性の中には相手男性に打ち明け、男性が支払われるケースもあります。
【子どもの年代別】シングルマザーの婚活の難易度と関わり方について
シングルマザーの再婚が決まるということは、お子さんからすれば法的にお父さんが変わることになります。
お子さんへの影響は大きく、年代によって関わり方に配慮しなければなりません。
以下の年代別で、婚活への影響や関わり方について解説します。
①小学生までの子どもの場合
②中高生の多感な時期の場合
③子どもが成人した場合
①小学生までの子どもは「お父さんが欲しい」と思う子が多く難易度は低い
小学校までの幼い子どもは親の言うことを良く聞く年代であり、「お父さんが欲しい」と素直な気持ちを持つ子が多いものです。
そのため婚活で激しい反対にあうケースは少なく、難易度は高くありません。
シングルマザーの中には、お子さんの希望で婚活を始めたという方もいるほどです。
子どもの年齢が幼いほど相手男性になついてくれる確率も高いので、小さいお子さんを望む男性会員様も多くいらっしゃいます。
②中高生の多感な時期は思わぬ反抗にあいやすく難易度が高い
シングルマザーの婚活において、1番反抗されやすい年代が中高生です。
思春期であり多感なこの時期は、母親の婚活や再婚への嫌悪感が高まります。
「考えられない。考えるのが嫌」と言われることもあります。
中高生の時期は、学年が上がるごとに婚活の難易度も上がると考えておきましょう。
受験が近い年代なら、「なぜこのタイミングで再婚するの?」という憤りを感じる子もいます。
中高生の子どもを持つシングルマザーの婚活は難易度が高いです。
男性側も難しさを感じるでしょう。
お子さんが中高生くらいまで大きい場合、男性側は「お父さんになろう」と思う必要はありません。
決して父親のようなスタンスで、怒ったり叱ったりしないでください。
再婚後も、優しいお兄さんのようなふるまいで接するのがベストです。
しかしお子さんによっても考え方は様々で、その子によって反応は違います。
まず、再婚相手は新しいお父さんというポジションではなく、ママのパートナーであることをきちんと説明しましょう。
③子どもが成人すると難易度は下がる
お子さんが中高生の多感な時期を過ぎて社会人になると、自分の事に精一杯になります。
親元を巣立っている子が多く、母親の再婚にショックを受けにくくなり、婚活のハードルは下がります。
成人になるとお子さんも立派な大人です。
「母親には母親の幸せがある」と、再婚を喜んでくれる子も増えてきます。
シングルマザーが婚活で成功するためのポイント
シングルマザーの婚活を成功させるポイントは、以下の3つです。
①元夫の悪口は言わない
②「たくさんの家族を作りたい」と望む男性を選ぶ
③子ども同士の属性が近いとお互いに気負いを感じにくい
それぞれについて、順番に解説します。
①元夫の悪口は言わない
お見合いで元夫の愚痴を話す方がたまにいらっしゃいますが、これはNGです。
女性側としては、「元夫が悪いからシングルマザーになった」と伝えたい気持ちがあるかもしれません。
しかしお見合いの時点では相手の男性は聞きたくない情報ですし、愚痴を聞かされた男性は困ってしまいます。
もし男性側からお見合いの時点で離婚や元夫について聞かれても、胡麻化して大丈夫です。
「今日は2人のお見合いなので、それに関してはお伝えしません。交際することになったらご説明します」と伝えてしまってもOKです。
相手をよく知らない段階で離婚理由などを伝えると、男性側は引いてしまいます。
②「たくさんの家族を作りたい」と望む男性を選ぶ
お見合い相手を選ぶ時は、子どもが好きな人や、たくさんの家族を望んでいる男性がおすすめです。
そういう男性であれば、再婚後もお子さんをしっかり可愛がってくれるでしょう。
プロフィールに詳細に書いていなくても結婚相談所が把握しているケースも多いので、ぜひ聞いてみてください。
③子ども同士の属性が近いとお互いに気負いを感じにくい
再婚同士でお互いの子どもの年齢や性別といった属性が近いと、相手の子どもの心情を理解しやすく、再婚がスムーズに進みやすいのでおすすめです。
お互いに子連れ再婚であれば、片方だけが気負う要素もありません。
子育てで共感しあえる部分も多く、お見合いの時点で盛り上がることもよくあります。
関西ブライダルで婚活に成功したシングルマザーの事例
最後に、関西ブライダルで実際に婚活に成功したシングルマザーの事例を2つご紹介します。
娘たちの年頃が同じでお互いの子どもに愛情を持てたA子さん
● A子さん(54歳):22歳・26歳の娘さん2人
●C男さん(55歳):22歳・23歳の娘さん2人
A子さんとC男さんは、お互いに同年代の娘さんを持つシングル同士のミドルシニアの婚活でした。
お子さんの人数も年代も同じなのでお互いの娘の心情が理解でき、愛情が持ちやすかったようです。
交際期間は5カ月ほどで、お2人の娘さん達は成人していることもあり、すんなり再婚を祝ってくれました。
お子さんが20歳を超えて社会人となっている場合、ほとんどの方が親の次の幸せを受け入れられます。
独立して親元を巣立ったことで「親を幸せにできるのは、自分だけではない」と気づき、シングルだった親の再婚が自分の幸せにも感じることができるのです。
C男さんは銀行系列にお勤めで、前妻とは死別でした。
A子さんのほんわかとした雰囲気に惹かれて再婚を決めており、A子さんもC男さんもお子さんには成婚直前に伝えたそうです。
「子どもが小さいうちに再婚したい」と交際4か月でスピード婚したB美さん
● B美さん(39歳):メーカー関連勤務
● D助さん(44歳):公務員・離婚歴あり・お子様なし
B美さんは、元夫の親御さんとの同居が上手く行かずに離婚した過去があります。
「子どもが小さいうちに再婚したい」と離婚調停中に婚活をスタートしました。
シングルマザーの方は未婚女性と比べると男性からのアプローチが少なくなるので、カウンセラーのアドバイス通り、B美さんは自ら積極的にお見合いを申し込みます。
そして成婚したのがD助さんです。
当時お子様は幼稚園に通う年頃で、「小さい子どもがいたら一緒に育てていきたい」と、初回のデートからお子様と一緒に会っています。
その後のデートも一緒に出掛け、交際4か月で再婚に至りました。
まとめ
シングルマザーの婚活について解説しました。
この記事をまとめます。
・シングルマザーは、子どもを希望している50代以上の男性に歓迎される傾向がある
・子どもが小さいと再婚のハードルは低いが、中高生になると反対される可能性がある
・シングルマザーと再婚する男性は、子どもの父親ではなくママのパートナーという立ち位置になってもらうのがベスト
シングルマザーの婚活は効率的に行う必要があり、サポートが充実している結婚相談所がおすすめです。
現在再婚を希望している方は、ぜひ関西ブライダルまでご相談ください。
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